ホテルには、ビジネスホテルやシティホテル、リゾートホテルなど、さまざまな種類があります。
一方で、ラグジュアリーホテルやフルサービスホテル、ライフスタイルホテルといった名称もあり、「何を基準に分けているのかわからない」と感じる人もいるのではないでしょうか。
実は、ホテルの種類には統一された一つの分類方法があるわけではありません。立地や利用目的、サービス内容、価格帯、コンセプトなど、異なる基準で呼び分けられています。
たとえば、都市部にあるラグジュアリーホテルは、「立地で見るとシティホテル」「価格帯で見るとラグジュアリーホテル」「機能で見るとフルサービスホテル」というように、複数の種類に当てはまることがあります。
本記事では、ホテルの主な分類方法と代表的な13タイプの特徴を一覧で紹介します。宿泊先を選びたい人はもちろん、ホテル業界への就職・転職を考えている人も参考にしてください。
ホテルの種類はどのように分類される?
ホテルは、主に次の4つの基準から分類できます。
| 分類基準 | 主な種類 |
|---|---|
| 立地・利用目的 | ビジネスホテル、シティホテル、リゾートホテル、エアポートホテルなど |
| 提供するサービス | フルサービスホテル、リミテッドサービスホテルなど |
| 価格帯・グレード | ラグジュアリー、ハイエンド、ミッドスケール、エコノミーなど |
| コンセプト・滞在形式 | ブティックホテル、ライフスタイルホテル、カプセルホテルなど |
日本で一般的なホテルの分類としてよく挙げられるのは、ビジネスホテル、シティホテル、リゾートホテルの3種類です。ただし、これらの名称や区分は旅館業法で定められたものではありません。宿泊予約サイトやホテル事業者などが、立地や設備、客層、サービス内容をもとに使用している呼び方です。
法律上は「旅館・ホテル営業」などの3種類
旅館業法では、一般的なホテルの業態とは別に、旅館業を次の3種類に分けています。
- 旅館・ホテル営業
- 簡易宿所営業
- 下宿営業
「旅館・ホテル営業」は、施設を設け、宿泊料を受けて人を宿泊させる営業のうち、簡易宿所営業と下宿営業を除いたものです。
「簡易宿所営業」は、宿泊場所を多数人で共用する構造や設備を中心とする営業を指します。「下宿営業」は、1か月以上の期間を単位として宿泊料を受ける営業です。
なお、かつては「ホテル営業」と「旅館営業」が分かれていましたが、2018年6月の改正旅館業法施行により「旅館・ホテル営業」へ統合されました。
ここからは、法律上の営業区分ではなく、一般に使われているホテルの種類を紹介していきます。
ホテルの種類一覧
代表的なホテルの種類と特徴は、次のとおりです。
| ホテルの種類 | 主な特徴 | 主な利用者 |
|---|---|---|
| ビジネスホテル | 宿泊機能と利便性を重視 | 出張客、観光客 |
| シティホテル | 都市部に立地し、設備やサービスが充実 | 観光客、ビジネス客、宴会利用者 |
| リゾートホテル | 観光地で滞在そのものを楽しめる | 家族、カップル、観光客 |
| ラグジュアリーホテル | 高価格帯で上質なサービスを提供 | 富裕層、記念日利用者 |
| フルサービスホテル | 宿泊以外の飲食・宴会機能なども備える | 幅広い利用者 |
| リミテッドサービスホテル | サービスを絞り、効率的に運営 | 出張客、短期滞在者 |
| カプセルホテル | 一人分の小さな就寝スペースを提供 | 一人旅、終電を逃した人 |
| ブティックホテル | 小規模で個性的なデザインを重視 | デザインや体験を重視する人 |
| ライフスタイルホテル | 地域性や交流、独自の世界観を重視 | 若年層、訪日旅行者 |
| アパートメントホテル | キッチンなどを備え、長期滞在に対応 | 家族、長期出張者 |
| コンベンションホテル | 会議場や宴会場を備える | 企業、学会、団体 |
| エアポートホテル | 空港周辺に立地 | 航空機利用者、乗り継ぎ客 |
| オーベルジュ | 料理を目的に滞在する宿泊施設 | グルメ旅行者 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. ビジネスホテル
ビジネスホテルは、出張者を中心とした短期滞在客向けのホテルです。
駅や繁華街、オフィス街、高速道路のインターチェンジ周辺など、移動しやすい場所に立地する傾向があります。客室はシングルルームが中心で、ベッド、デスク、浴室、Wi-Fiなど、宿泊に必要な設備がコンパクトにまとめられています。
宿泊機能を中心とするホテルが多いものの、近年では朝食会場、大浴場、コインランドリー、ワークスペースなどを備えた施設も珍しくありません。また、名称に「ビジネス」と付いていても、観光客や家族連れが利用するケースがあります。
ビジネスホテルで働く特徴
ビジネスホテルでは、限られた人数で効率的に運営している施設も多く、フロントスタッフが予約管理、電話対応、朝食準備、館内確認などを兼務することがあります。
丁寧な接客に加えて、正確さや処理スピード、複数業務を同時に進める力が求められる職場です。
2. シティホテル
シティホテルは、都市部に立地し、宿泊以外にも幅広いサービスを提供するホテルです。
客室に加えて、複数のレストランやバー、宴会場、会議室、結婚式場、フィットネス施設などを備えていることがあります。ビジネス、観光、記念日、会食、宴会、婚礼など、多様な目的で利用される点が特徴です。
ただし、都市部にあるホテルがすべてシティホテルに該当するわけではありません。一般には、立地だけでなく、施設やサービスの充実度も含めてシティホテルと呼ばれます。
シティホテルで働く特徴
シティホテルには、フロント、ベル、ドア、コンシェルジュ、レストラン、宴会、調理、婚礼、営業、予約など、多くの部門があります。
大規模な施設では分業が進んでいるため、特定の職種で専門性を磨きやすいでしょう。一方、部署間で連携する場面も多く、チームワークが欠かせません。
3. リゾートホテル
リゾートホテルは、海辺、高原、温泉地、スキー場、観光地などに立地し、滞在そのものを楽しんでもらうホテルです。
プールやスパ、温泉、レストラン、アクティビティ施設などを備え、ホテルの敷地内だけでも休暇を楽しめるように設計されている施設があります。
家族旅行やカップルでの旅行、長期休暇などに利用されやすく、地域の自然や文化を生かした体験を提供していることも特徴です。
リゾートホテルで働く特徴
リゾートホテルでは、フロントや料飲サービスに加えて、アクティビティの案内、送迎、売店、イベント運営などを担当することがあります。
お客様の滞在時間が長くなりやすいため、一人ひとりと継続的に関わる機会も増えるでしょう。観光地にある施設では、従業員寮や社宅を用意している場合もあります。
4. ラグジュアリーホテル
ラグジュアリーホテルは、高価格帯の客室と上質なサービスを提供するホテルです。
広い客室や高品質な設備、複数のレストラン、スパ、コンシェルジュ、バレーサービスなどを備え、お客様ごとの要望に合わせたきめ細かな対応を重視します。
なお、「ラグジュアリー」は立地や利用目的ではなく、主に価格帯やサービス水準を表す分類です。そのため、ラグジュアリーなシティホテルやリゾートホテルも存在します。
ホテルの星の数もホテルの種類とは別の評価軸であり、すべての国や評価機関で共通する一つの基準があるわけではありません。
ラグジュアリーホテルで働く特徴
ラグジュアリーホテルでは、接客マナーや商品知識に加え、お客様の言葉になっていない要望まで察する対応力が求められます。
海外からのお客様が多い施設や職種では、英語をはじめとした語学力が役立つでしょう。ただし、必要な語学レベルは、配属部門やホテルの客層によって異なります。
5. フルサービスホテル
フルサービスホテルは、宿泊だけでなく、飲食や宴会などの幅広いサービスを提供するホテルです。
一般的には、次のような施設やサービスを備えています。
- 複数のレストランやバー
- ルームサービス
- 宴会場や会議室
- ベル・ドアサービス
- コンシェルジュ
- フィットネスジムやスパ
- 婚礼サービス
シティホテルやリゾートホテル、ラグジュアリーホテルの多くが、フルサービス型に当てはまります。
フルサービスホテルで働く特徴
部門や職種が多いため、接客、料飲、調理、婚礼、営業、管理部門など、さまざまなキャリアを選びやすい点が特徴です。
社内異動によって複数部門を経験できるホテルもあり、ホテル運営を幅広く学びたい人に向いています。
6. リミテッドサービスホテル
リミテッドサービスホテルは、提供するサービスや施設を絞り、宿泊機能を中心に運営するホテルです。「宿泊特化型ホテル」と呼ばれることもあります。
レストランや宴会場、ルームサービスなどを設けず、チェックインの自動化やセルフサービスを取り入れることで、効率的な運営を目指します。
ただし、リミテッドサービスは「サービスの質が低い」という意味ではありません。必要なサービスを選び、利用者が使いやすい形で提供しているホテルと考えるとわかりやすいでしょう。
リミテッドサービスホテルで働く特徴
少人数で運営する施設では、一人のスタッフが複数の業務を担当する場合があります。
分業された環境で一つの仕事を極めるというより、ホテル運営全体に関わりながら、幅広い実務を身につけたい人に向いています。
7. カプセルホテル
カプセルホテルは、ベッドを中心とした一人分の就寝スペースを提供する宿泊施設です。
一般的なホテルの個室よりもスペースが小さく、トイレやシャワー、ラウンジなどを共用する施設が多く見られます。比較的手頃な料金で宿泊でき、一人旅や短時間の滞在にも利用されています。
法的な営業区分は施設の構造や許可内容によって決まり、名称だけで判断することはできません。宿泊場所を多数人で共用する構造を中心とする施設は、簡易宿所営業として許可を受ける場合があります。
カプセルホテルで働く特徴
フロント対応、館内案内、清掃状況の確認、共用設備の管理などが主な仕事です。
大浴場やサウナ、飲食施設を備えるホテルでは、関連業務を担当することもあります。
8. ブティックホテル
ブティックホテルは、比較的小規模で、デザインやコンセプトに強い個性を持たせたホテルです。
客室数を抑え、画一的なサービスではなく、お客様との距離が近い接客を重視する施設もあります。歴史的な建築物を活用したホテルや、アートを取り入れたホテルなど、その形態はさまざまです。
「小規模であればブティックホテル」という明確な基準があるわけではなく、施設が打ち出す世界観や独自性によって呼ばれることが一般的です。
ブティックホテルで働く特徴
小規模なチームでは、フロント、予約、料飲、企画などを横断して担当することがあります。
マニュアルどおりの接客だけでなく、お客様やホテルのコンセプトに合わせて柔軟に対応したい人に向いているでしょう。
9. ライフスタイルホテル
ライフスタイルホテルは、宿泊機能だけでなく、地域文化やデザイン、食、音楽、交流などを通じた体験を重視するホテルです。
ロビーやラウンジを地域住民にも開放したり、イベントやワークショップを開催したりする施設もあります。
ブティックホテルと似ていますが、ブティックホテルが小規模性やデザイン性を重視するのに対し、ライフスタイルホテルは宿泊者の価値観や過ごし方、コミュニティとのつながりを重視する傾向があります。
ライフスタイルホテルで働く特徴
一般的な接客業務に加え、イベント運営、SNS発信、地域事業者との連携、館内コンテンツの企画などに関わることがあります。
ホテルの世界観に共感し、自分のアイデアや地域の魅力を接客に生かしたい人と相性のよい職場です。
10. アパートメントホテル・レジデンスホテル
アパートメントホテルやレジデンスホテルは、中長期滞在を想定した設備を備えるホテルです。
客室内にキッチン、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、リビングスペースなどが設けられ、一般的な住宅に近い感覚で過ごせます。
家族旅行、ワーケーション、長期出張、訪日外国人の滞在など、数日から数週間以上の利用に向いています。
アパートメントホテルで働く特徴
通常のチェックイン対応に加え、長期滞在者からの生活設備に関する問い合わせや、宅配便、清掃頻度の調整などに対応することがあります。
お客様と長期間関わるため、日々の生活を支える視点が重要です。
11. コンベンションホテル
コンベンションホテルは、会議、学会、展示会、企業研修、国際イベントなどに対応できるホテルです。
大型の宴会場や会議室、音響・映像設備、同時通訳設備などを備えることがあります。宿泊、飲食、会場運営を一つの施設で提供できる点が強みです。
コンベンションホテルは、シティホテルやフルサービスホテルの一種として位置づけられる場合もあります。
コンベンションホテルで働く特徴
宴会予約、法人営業、会場設営、音響・照明、料飲サービスなど、多くの部署が連携してイベントを運営します。
限られた時間内に準備を進める必要があるため、段取り力や調整力、チームワークが欠かせません。
12. エアポートホテル・トランジットホテル
エアポートホテルは、空港内や空港周辺に立地するホテルです。
早朝便や深夜便を利用する人、乗り継ぎ客、航空会社の乗務員などに利用されています。空港とホテルを結ぶシャトルバスや、短時間利用できるプランを用意している施設もあります。
トランジットホテルは、主に乗り継ぎ客が休憩や宿泊に利用する施設を指します。国際空港の制限区域内に設けられるケースもあり、エアポートホテルと同じ意味で使われるとは限りません。
エアポートホテルで働く特徴
航空機の発着時刻に合わせてお客様が来館するため、早朝や深夜の対応が発生しやすい職場です。
運航状況の変化によって急な予約やキャンセルが入ることもあり、正確でスピーディーな対応が求められます。
13. オーベルジュ
オーベルジュは、料理を主な目的として滞在する宿泊施設です。
フランス語では宿泊施設を意味する言葉ですが、日本では一般に、本格的なレストランに宿泊設備を併設した施設を指します。地域の食材を使ったコース料理や、料理人の個性を生かした食体験が大きな魅力です。
一般的なリゾートホテルよりも小規模な施設が多く、自然豊かな場所や観光地に設けられることがあります。
オーベルジュで働く特徴
レストランサービスや調理が施設の中心となるため、食やワインに関する専門知識が役立ちます。
少人数の施設では、料飲サービスとフロント業務を兼任することもあるでしょう。
ホテルの種類による働き方の違い
ホテルの種類によって、職種の数や担当業務、求められる接客スタイルは変わります。
| ホテルの種類 | 働き方の傾向 | 向いている人 |
|---|---|---|
| シティ・フルサービス | 部門が多く、分業しやすい | 専門性を磨きたい人 |
| ビジネス・リミテッドサービス | 少人数で複数業務を担当しやすい | 効率よく仕事を進めたい人 |
| リゾート | 接客時間が長く、体験提供にも関わる | お客様と深く関わりたい人 |
| ラグジュアリー | 個別性の高い接客が中心 | 高度な接客を学びたい人 |
| ブティック・ライフスタイル | 企画や発信を兼務することがある | 個性やアイデアを生かしたい人 |
| コンベンション | 多部署でイベントを運営する | 段取りやチーム連携が得意な人 |
ただし、同じ種類のホテルでも、規模や運営会社、客層、配属職種によって働き方は異なります。
「ビジネスホテルだから仕事が簡単」「ラグジュアリーホテルだから必ず英語を使う」と決めつけず、求人票や採用ページで具体的な業務内容を確認することが大切です。
目的別に見るホテルの選び方
宿泊先としてホテルを選ぶ場合は、名称だけでなく、旅行の目的から考えると選びやすくなります。
出張や短期滞在
駅からのアクセスや客室の機能性を重視するなら、ビジネスホテルやリミテッドサービスホテルが候補になります。
デスク、Wi-Fi、朝食時間、コインランドリーの有無も確認しましょう。
記念日や特別な旅行
誕生日や結婚記念日などには、ラグジュアリーホテルやフルサービス型のシティホテルが向いています。
レストラン、ルームサービス、眺望、記念日対応の有無などを比較するとよいでしょう。
ホテル内でゆっくり過ごしたい
プール、温泉、スパ、アクティビティなどを楽しみたい場合は、リゾートホテルが適しています。
客室だけでなく、館内施設や食事、ホテル周辺の環境も確認しておきたいところです。
長期間滞在したい
数日から数週間以上の滞在には、アパートメントホテルやレジデンスホテルが便利です。
キッチンや洗濯機、清掃サービスの頻度などを確認すると、滞在中の生活をイメージしやすくなります。
宿泊費を抑えたい
料金を重視する場合は、カプセルホテルやエコノミータイプのビジネスホテルが選択肢となります。
ただし、個室の広さや防音性、シャワー・トイレの共用範囲などは施設ごとに異なるため、予約前に確認しましょう。
就職・転職先としてホテルの種類を選ぶポイント
ホテル業界で働きたい場合は、ホテルの知名度やイメージだけでなく、次の点を確認する必要があります。
- 配属予定の職種
- 業務の分業範囲
- 夜勤や中抜け勤務の有無
- 早番・遅番の時間
- 客室数と従業員数
- 主な客層
- 語学を使う機会
- 部署異動の制度
- 教育・研修制度
- 従業員寮や社宅の有無
同じフロントスタッフでも、大規模なシティホテルではチェックイン業務に専念する一方、小規模なビジネスホテルでは予約管理や朝食準備まで担当することがあります。
自分が身につけたいスキルや希望する働き方を整理したうえで、ホテルの種類と仕事内容の両方を比較しましょう。
ホテルの種類に関するよくある質問
ホテルの代表的な3種類は?
日本で代表的なホテルの種類として挙げられるのは、ビジネスホテル、シティホテル、リゾートホテルです。
ただし、法律で定められた分類ではなく、立地や設備、利用目的などをもとにした一般的な呼び方です。
ビジネスホテルとシティホテルの違いは?
ビジネスホテルは宿泊機能と利便性を重視し、シティホテルは飲食、宴会、婚礼などを含む幅広いサービスを提供する傾向があります。
ただし、近年は大浴場やレストランを備えるビジネスホテルもあり、両者の境界が明確でない施設もあります。
ラグジュアリーホテルはホテルの種類?
ラグジュアリーホテルは、主に価格帯やサービス水準による分類です。
シティホテルやリゾートホテルと組み合わせて、「ラグジュアリークラスのリゾートホテル」のように表現されることがあります。
フルサービスホテルとシティホテルは同じ?
同じとは限りません。
フルサービスホテルは提供するサービスの範囲による分類、シティホテルは主に立地や機能による分類です。シティホテルの多くはフルサービス型ですが、リゾートホテルにもフルサービス型があります。
旅館はホテルの種類に含まれる?
一般的には、旅館とホテルは異なる形式の宿泊施設として扱われます。
一方、現在の旅館業法では、法律上の営業区分が「旅館・ホテル営業」に統合されています。和室か洋室か、布団かベッドかといった違いだけで、法律上の区分が決まるわけではありません。
ホテルの種類について解説しました
ホテルには、ビジネスホテル、シティホテル、リゾートホテルをはじめ、多くの種類があります。
ただし、ホテルの分類基準は一つではありません。立地や利用目的、サービスの範囲、価格帯、コンセプトなど、複数の視点から分類されています。
たとえば、あるホテルが「シティホテル」「フルサービスホテル」「ラグジュアリーホテル」のすべてに当てはまることもあります。名称だけで判断せず、実際の設備やサービス内容まで確認することが大切です。
ホテル業界への就職・転職を考えている人は、ホテルの種類による違いに加えて、配属職種や担当業務、勤務時間、教育制度なども比較しましょう。自分が身につけたいスキルや理想の働き方を明確にすると、相性のよいホテルを見つけやすくなります。

