J.S.A.ソムリエを目指すには、所定の実務経験を積み、認定試験に合格する必要があります。本記事では、ソムリエになるまでの5ステップや受験資格、就職先の選び方、資格取得までの流れ、年収の目安を解説します。
ソムリエになるには|未経験から資格取得までの5ステップ
J.S.A.ソムリエを未経験から目指す場合は、受験資格を満たす職務に就き、実務経験を積んでから認定登録へ進むのが基本です。野菜ソムリエなど別分野の資格とは、必要な準備も異なります。
順番を押さえておけば、いま何から手をつけるべきか判断しやすくなるでしょう。
- 酒類や飲料を扱う職場に就職する
- 実務経験を積みながらワインの知識を学ぶ
- 受験資格を満たしたうえで出願する
- 認定試験と書類審査を通過する
- 認定登録を終えて現場で経験を重ねる
それぞれのステップを順に見ていきましょう。
① 酒類や飲料を扱う職場に就職する
ソムリエを目指す最初の一歩は、酒類や飲料を扱う職場で働き始めることです。J.S.A.ソムリエ試験では、所定の実務経験が受験資格として求められます。
就職先は、ホテルや旅館のレストランだけではありません。ワインを扱う飲食店や酒類の販売会社での勤務も、実務経験として認められます。
求人によっては、未経験者を募集している場合もあります。まずは接客やサービスの基本を身につける期間と考えるとよいでしょう。
働き始める段階で意識したいのは、勤務時間と職務の内容です。受験資格には実働時間の条件があるため、勤務時間も将来の申請に関わります。
② 実務経験を積みながらワインの知識を学ぶ
現場に入ったあとは、仕事と並行してワインの知識を積み上げていきます。試験範囲は産地や品種、醸造から法規まで幅広く、独学だけで習得するのは容易ではありません。
知識だけを先に詰め込む学び方は、あまり長続きしません。日々のサービスで触れた銘柄を手がかりに覚えていくほうが記憶に残りやすくなります。
テイスティングの訓練も早い段階から始めたいところです。香りや味わいを言葉にする習慣は、一朝一夕には身につきません。
職場によっては、講習会の受講費を補助する制度を設けています。求人票や面接の場で、教育の体制を確認しておくと安心です。
③ 受験資格を満たしたうえで出願する
実務経験が一定の年数に達したら、いよいよ出願の段階です。J.S.A.の呼称資格認定試験は原則として年1回実施されますが、一次試験は出願時に1回または2回の受験を選べます。
出願受付は、例年3月に始まります。2026年度は、3月2日10時から7月10日17時59分までが受付期間でした。
出願の前に確かめたいのは、自分の職歴が要件に当てはまるかどうかです。雇用形態や勤務時間によっては、追加の証明書類が求められます。
一次試験は、会場と日時を自分で予約する方式です。受験希望日の3日前までに手続きを済ませなければ、受験できません。
④ 認定試験と書類審査を通過する
試験は一次から三次へと段階的に進みます。三次試験の通過後には書類審査があり、その結果を踏まえて最終合格が決まります。
三次試験の受験者は、職務経歴書と、必要に応じて従事証明書や給与明細などを提出します。職務経歴書には基準日時点の勤務先による押印が必要で、会社および会社代表者の証明印には実印を使用します。追加書類が必要になる場合もあるため、早めに準備しましょう。
書類が未提出だったり、内容に不備があったりすると、書類審査で不合格となり、それまでに得た試験免除の権利も失われます。2026年度の提出受付期間は10月9日から10月20日必着です。
一次または二次試験を通過した場合、翌年以降5年間のうち3回まで、通過した段階に応じた試験免除を受けられます。一度で合格できなくても、複数年にわたって挑戦できます。
⑤ 認定登録を終えて現場で経験を重ねる
合格後には、認定登録の手続きが必要です。登録を終えると、認定証、資格認定カード、認定バッジが交付されます。
ワインの産地や造り手の情報は、毎年のように変わります。資格を取ったあとも学び続ける姿勢が欠かせません。
現場では、仕入れやリストづくりを任される機会も増えていきます。売上や在庫の管理まで担う立場になると、店の運営そのものに関わっていくでしょう。
経験を重ねた先には、上位資格やコンクールへの挑戦もあります。目の前のサービスを着実に積み重ねることが、結果的に近道になるでしょう。
ソムリエに資格は必須ではない
ソムリエという呼び名は、法律で保護された名称ではありません。とはいえ現場では、資格の有無が評価を左右する場面も見られます。
- 資格がなくても働ける理由
- それでも資格が求められる場面
資格がなくても働ける理由
ソムリエとして働き始めるだけなら、資格は求められません。厚生労働省の職業情報提供サイトも、入職に特別な学歴や資格は要らないと説明しています。
ワインを提供する業務は、必ずしも有資格者だけが担当するものではありません。名刺やバッジがなくても、ソムリエと名乗ること自体は自由です。
ただし、名乗りと認定は同じではありません。第三者の審査を経ていない呼び名は、あくまで自称にとどまります。
資格を必須としない求人もあります。まずは現場で働きながら知識や技術を身につける方法も選択肢の一つです。
それでも資格が求められる場面
資格は、採用や配置を判断する際の材料になることがあります。ワインに力を入れる施設では、専門性を客観的に示す手段として役立つでしょう。
求人によっては、応募条件に資格の保有を挙げている場合もあります。資格手当を設けている求人もあるため、募集要項を確認しましょう。
接客の現場では、バッジが会話のきっかけになる場面もあります。認定バッジは、資格を保有していることをお客様に示す手段の一つです。
資格は、身につけた知識や技能を客観的に示す手がかりです。自分の力を言葉だけで説明しにくい場面では、心強い後ろ盾になるでしょう。
ソムリエ資格を認定する2団体の違い
国内で代表的なソムリエ資格を認定する団体には、日本ソムリエ協会と日本酒サービス研究会があります。受験条件や取得方法が異なるため、違いを把握しておくと選びやすくなるでしょう。
- 日本ソムリエ協会(J.S.A.)の呼称資格
- 日本酒サービス研究会(SSI)の認定資格
それぞれの特徴を順に見ていきましょう。
① 日本ソムリエ協会(J.S.A.)の呼称資格
日本ソムリエ協会(J.S.A.)の呼称資格は、ソムリエの職務に就く方を対象としています。愛好家向けのワインエキスパートとは、受験条件が異なります。
受験には、酒類や飲料に関わる職務の経験が通算3年以上求められます。協会の会員歴が2年以上ある場合の条件は、通算2年以上です。
試験は一次から三次まで進み、三次試験の通過後には書類審査があります。働きながら受験することを前提とした仕組みです。
| 比較項目 | 日本ソムリエ協会(J.S.A.) | 日本酒サービス研究会(SSI) |
| 受験に必要な経験 | 一般の場合、ソムリエの職務を本職とし、全収入の60%以上をその職務から得たうえで、実働月90時間以上の勤務を通算3年以上経験し、基準日にも同条件で従事していること | 満20歳以上であれば経験は問われない |
| 試験の進み方 | 一次のCBT、二次のテイスティング、三次の論述・サービス実技 | 2日間集中コースでは第1次から第5次まで実施 |
| 認定までの手続き | 三次通過後に職務経歴の書類審査 | 合格後にSSIへの入会と認定手続き |
この2つの制度を比べると、サービス実技が課されるのはJ.S.A.ソムリエ試験です。三次試験では、ワインの開栓やデカンタージュを審査員の前で実演します。
受験を決めたら、まず募集要項と自分の職歴を照らし合わせておきましょう。書類審査で不合格になると、それまでに得た試験免除の権利も失われます。
参考:試験案内: J.S.A.ソムリエ、J.S.A.ソムリエ・エクセレンス|一般社団法人 日本ソムリエ協会
② 日本酒サービス研究会(SSI)の認定資格
日本酒サービス研究会(SSI)が認定するのは、ワインコーディネーターまたはソムリエの呼称です。申し込みの時点で満20歳以上であれば、実務経験がなくても受験できます。
学び方には、通信、eラーニング、オンデマンド受講、2日間集中コースなどが用意されています。働きながら学習を進めやすい点が特徴です。
2日間集中コースでは、第1次から第5次までの試験があり、筆記やテイスティングなどで構成されています。サービス実技試験は含まれていません。
| 比較項目 | 日本酒サービス研究会(SSI) | 日本ソムリエ協会(J.S.A.) |
| 学び方 | 通信・eラーニング・2日間集中などから選択 | 協会教本を用いた各自の学習 |
| サービス実技試験 | 試験科目に含まれない | 三次試験で開栓とデカンタージュを実施 |
| 認定される呼称 | ワインコーディネーターまたはソムリエ | ソムリエと上位のソムリエ・エクセレンス |
実務経験の要件がないため、これから飲食業界を目指す方も受験できます。学生のうちに取得することも可能です。
認定を受けるには、SSI認定会員になるための手続きと、認定に必要な費用の支払いが必要です。年会費なども含め、申し込み前に総額を確認しておきましょう。
参考:ワインコーディネーター/ソムリエについて|日本酒サービス研究会(SSI)
J.S.A.ソムリエの受験資格と試験の流れ
J.S.A.ソムリエの受験資格は、経験年数と勤務の条件が細かく定められています。出願の前に確認しておくと、書類の準備で慌てずに済むはずです。
- 受験資格として求められる実務経験
- 一次から三次までの試験内容
- 受験料と認定登録料
出願から合格までの要点を順に確かめていきましょう。
受験資格として求められる実務経験
受験資格の中心にあるのは、ソムリエの職務を本職としているかどうかです。全収入の60%以上をその職務から得ていることも条件に含まれます。
経験年数は、一般の受験者で通算3年以上と定められています。協会の会員歴が2年以上ある方の条件は、通算2年以上です。
勤務実態も審査の対象です。実働月90時間以上の勤務期間のみ、経験年数に算入されます。
| 条件 | 一般 | J.S.A.会員 |
| 必要な経験年数 | 通算3年以上 | 通算2年以上 |
| 会員歴の要件 | 会員歴は問われない | 基準日に2年以上の会員歴 |
| 受験料(一次1回) | 32,900円 | 23,700円 |
2026年度の基準日は8月31日です。基準日時点でも、受験資格を満たす条件で働いている必要があります。
パートやアルバイトの経験も、実働月90時間以上で、ソムリエ職務による収入が全収入の60%以上であることなどの条件を満たし、必要書類で証明できれば経験年数に加算されます。雇用形態にかかわらず、勤務先の証明が欠かせません。
一次から三次までの試験内容
試験は3段階に分かれ、問われる力もそれぞれ違います。知識と味覚、所作を順に確かめる流れです。
一次試験では、コンピューターで解答するCBT方式が採用されています。問題は2026年度の協会教本から出題され、合否は試験終了後に画面へ表示されます。
二次試験で問われるのはテイスティングです。三次試験では、二次試験日に実施される論述と、ワインの開栓・デカンタージュを行うサービス実技が審査されます。
- 一次試験:協会教本から出題されるCBT方式の筆記
- 二次試験:ワインのテイスティング
- 三次試験:論述(二次試験日に実施)と開栓・デカンタージュを行うサービス実技
一次試験を通過した後、二次試験で不合格となった場合は、翌年以降5年間のうち3回まで一次試験が免除されます。三次試験で不合格となった場合は、同じ期間と回数の範囲で二次試験が免除されます。
三次試験の後には、職務経歴の書類審査があります。試験の対策と並行して、勤務先への依頼も進めておきましょう。
関連記事:ワインソムリエ資格の取り方!3つのルートと受験資格・費用・合格率を解説
受験料と認定登録料
必要な費用は受験料だけではありません。合格後の認定登録料まで含めて、総額で考えておく必要があります。
一次試験を1回受ける場合の受験料は、一般が32,900円、会員が23,700円です。
最終合格者には、20,950円の認定登録料が別に必要になります。認定証やバッジが手元に届くのは、この手続きを終えたあとです。
受験と同時に入会する場合は、入会金の割引が適用され、受験料も会員価格になります。一次試験受験者には教本が送付されるため、別途購入する必要はありません。
未経験からソムリエを目指せる職場
ソムリエを目指して実務経験を積める職場は、飲食店だけではありません。日本ソムリエ協会は、酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通・卸、販売、製造なども実務経験の対象としています。
- ホテルや旅館のレストラン
- レストランやワインバー
- 酒類の輸入や卸、小売
それぞれの職場で積める経験を確かめていきましょう。
ホテルや旅館のレストラン
ホテルや旅館のレストランは、ソムリエを目指すうえで有力な選択肢です。宴会やレストランで酒類・飲料を提供する業務は、実務経験として算入されます。
宿泊施設では、コース料理に合わせた提案の機会も豊富です。ホテルや旅館のレストランでは、職場の研修や担当業務を通じて、フォーマルなサービスを学べる場合があります。
一方で、繁忙期は勤務時間が不規則になりがちです。シフトや休日などの勤務条件は、応募前に確認しておきましょう。
未経験を歓迎する求人も見られます。まずは料飲部門で経験を積む方法もあります。
関連記事:ソムリエとは?ホテルでの仕事内容・必要な資格・ワインエキスパートとの違いを解説
レストランやワインバー
街のレストランやワインバーは、ホテルとは違う経験を積める場です。取り扱う銘柄数が多い店ほど、さまざまな産地や品種に触れる機会が増えます。
少人数の店では担当範囲が広い場合もありますが、仕入れやワインリスト作成に関われるかは、店舗の方針や役割によって異なります。担当範囲が広ければ、その分覚えることも増えます。
カジュアルな業態にも、ワインを中心に扱う店舗があります。ソムリエの職場は、高級店だけに限られません。
応募の際は、ワインの取り扱い本数や提供スタイルを確かめておきましょう。積める経験は、店の方針によって大きく異なります。
酒類の輸入や卸、小売
酒類の輸入や卸、小売の仕事も、受験資格の対象です。仕入れや管理、輸出入、流通・卸、販売、製造などが実務経験として認められます。
飲食の現場とは、身につく知識や経験が異なります。産地や造り手の背景に加えて、流通の仕組みについても理解を深められます。
輸入・卸・小売では、担当職種によって接客やサービス実務の機会が限られる場合があります。三次試験に備え、現在の業務で実技経験を積めるか確認しておきましょう。
将来の進路として、輸入商社や専門店で働く道も開かれています。資格を取ったあとの選択肢は、飲食店に限られません。
ソムリエの年収と働き方
ソムリエの収入や働き方は、勤務先の業態によって幅があります。公的統計には対応する職業分類の数値があり、収入や働き方を知る参考になります。
- 年収の目安
- 勤務時間と雇用形態
- 資格取得後のキャリア
働き方の実像を数字から確かめていきましょう。
年収の目安
厚生労働省の職業情報提供サイトでは、ソムリエが属する対応職業分類の賃金を年収371万円と示しています。
この数値はソムリエだけを対象にしたものではなく、飲食店のホール係や配ぜん人などを含む職業分類の統計です。
実際の収入は、勤務先や地域、役職、雇用条件などによって異なります。371万円は、あくまで対応職業分類の目安として捉えましょう。
| 項目 | 全国の数値 |
| 賃金(年収) | 371万円 |
| 平均年齢 | 41.1歳 |
| 所定内労働時間 | 月165時間 |
| 有効求人倍率 | 2.91倍(令和6年度) |
待遇を比較する際は、基本給だけでなく、役職手当や資格手当、賞与なども含めて確認しましょう。
勤務時間と雇用形態
飲食店に勤務するソムリエはシフト制で働くことが多く、職場によっては土日祝日の出勤もあります。
職業情報提供サイトの「一般的な就業形態」では、正規の職員・従業員が82.1%、パートタイマーが10.7%、契約社員・期間従業員が7.1%と示されています。
ディナー営業が中心の店では、勤務時間が夜に偏る傾向があります。応募時には、勤務時間や休日の条件も確認しておきましょう。
資格取得後のキャリア
資格取得後の進路は一つではありません。現場で専門性を高めるほか、運営や教育へキャリアを広げる道もあります。
日本ソムリエ協会には、ソムリエ・エクセレンスという上位呼称があります。J.S.A.ソムリエまたはJ.S.A.ワインアドバイザーの認定後3年目以降で、通算10年以上の実務経験などを満たす方が受験対象です。
コンクールへの出場も、力を試す機会になります。入賞実績は、自身の技能や経験を示す材料になるでしょう。
飲料部門の責任者として、店舗の運営に携わる方も見られます。資格取得後は、飲料部門の運営に加え、酒類の輸入・販売、教育、コンサルティングなどへ職域を広げる選択肢もあります。
ソムリエを目指す方からよくある質問
ここでは、ソムリエを目指す方からよくある質問に回答します。
ソムリエになるのに学歴は必要ですか
学歴の条件は設けられていません。職業情報提供サイトでも、入職に特別な学歴は求められないと説明されています。高卒、専門学校卒、大卒など、さまざまな学歴の人が従事しています。
未経験の社会人でもソムリエを目指せますか
前職による一律の制限はありませんが、J.S.A.とSSIはいずれも20歳以上であることが受験条件です。実務経験がない場合は、SSIのワインコーディネーター/ソムリエやJ.S.A.ワインエキスパートなどから挑戦できます。
ただし、J.S.A.ソムリエを目指す場合は、必要な実務経験を満たすまでに数年かかります。転職の時期から受験の年度を逆算しておくと、計画に無理が出ません。
独学でも試験に合格できますか
独学で受験することも可能です。一次試験は2026年度の協会教本から出題されるため、学習範囲は明確になっています。
難しいのは、二次以降のテイスティングと実技です。スクールや職場の先輩に指導を仰ぐ方法も検討しておきましょう。
ワインエキスパートとどちらを先に取るべきですか
実務経験が足りない段階では、ワインエキスパートから受ける方法もあります。愛好家向けの呼称で、職務の経験は問われません。
過去5年間にソムリエまたはワインエキスパートの試験に合格している場合、もう一方の呼称を受験する際は一次試験が免除されます。先に取得しておくと、学習計画を組み立てやすくなるでしょう。
野菜ソムリエや温泉ソムリエとは違うのですか
呼び名は似ていても、認定する団体や試験の内容は異なります。本記事で扱うソムリエは、ワインを中心とする飲料の専門職です。
野菜ソムリエや温泉ソムリエは、別の団体がそれぞれ認定しています。宿泊業で活かすなら、扱う商材に合わせて選びましょう。
関連記事:ソムリエの種類一覧を紹介!ワイン・日本酒・野菜など分野別の違いと資格の選び方
ソムリエになるには実務経験の積み方から逆算しよう
J.S.A.ソムリエを目指すうえでは、実務経験の積み方が重要です。認定試験の条件が働き方と直結しているためです。
日本ソムリエ協会の呼称資格では、一般受験者に通算3年以上の実務経験が求められます。一方、日本酒サービス研究会のワインコーディネーター/ソムリエは、実務経験を問わず申し込めます。
J.S.A.ソムリエを未経験から目指す場合は、酒類や飲料を扱う職場に入ることが出発点です。ホテルや旅館のレストランでは、実務経験を積みながら接客やサービスのスキルも身につけられます。
求人を選ぶ段階から、勤務時間や職務内容が受験資格の対象になるかを確かめておきましょう。数年後の受験を見据え、受験資格を満たせる職場を選ぶことが大切です。

