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    美容部員から転職できる仕事は?経験を生かせる転職先と選び方を解説

    化粧品店で働く若い女性

    美容部員からは、美容業界内の仕事だけでなく、事務、接客・販売、営業、宿泊業などの異業種へ転職する道もあります。

    ただし、向いている仕事は、美容部員として担当してきた業務や、これから希望する働き方によって変わります。

    「美容部員を辞めたいけれど、次に何をすればよいかわからない」「接客経験が他の仕事で評価されるか不安」と感じる方は少なくありません。

    この記事では、美容部員として経験してきた仕事を整理し、主な転職先や仕事の選び方、異業種へ転職するときの準備について解説します。接客経験を生かせる選択肢の一つとして、宿泊業についても紹介します。

    目次

    美容部員からの転職先は経験と希望条件で選ぶ

    転職先を選ぶときは、職種名だけで判断せず、次の3点から考えましょう。

    • これまでの経験を生かせるか
    • 続けたい仕事ができるか
    • 変えたい働き方を実現できるか

    同じ職種でも、会社や求人によって仕事内容や勤務条件は異なります。

    たとえば、接客を続けたいのか、売上目標を追う働き方を変えたいのか、勤務時間や休日を見直したいのかによって、選ぶ仕事は変わります。

    転職先を選ぶときは、自分がこれからの仕事で何を優先したいのかを考えておきましょう。

    厚生労働省の職業情報サイトでは、さまざまな職種の仕事内容や必要な能力などを確認できます。気になる仕事が見つかったら、実際の求人とあわせて仕事内容や条件を比べるとよいでしょう。

    美容部員の経験から転職で生かせることを整理する

    美容部員の経験を転職で伝えるときは、「接客力があります」だけで終わらせず、実際に担当してきた仕事を具体的に振り返ることがポイントです。

    お客様への提案や問い合わせへの対応、売上目標への取り組みなど、自分が経験した仕事を整理してみましょう。

    ここでは、美容部員の経験を3つに分けて、転職でどのように生かせるのかを見ていきます。

    お客様の希望を聞き、商品を提案した経験

    お客様の肌の悩みや好み、商品を使う目的などを聞き、それに合う商品を提案した経験は、転職先でも強みになります。こうしたニーズをくみ取り、適したものを提案する力は、販売や営業、接客など幅広い仕事で生かせます。

    幅広いお客様に合わせて対応した経験

    美容部員は、年齢や好みが異なるお客様と接する仕事です。相手に合わせて説明の仕方を変えたり、問い合わせに対応したりした経験は、接客や販売などの仕事でも生かせます。

    自分がどのようなお客様に、どのような対応をしてきたのか振り返ってみましょう。

    売上目標を意識し、スタッフと協力した経験

    売上目標を意識して働いた経験は、販売や営業などの仕事で生かせる場合があります。在庫の管理や売場づくり、ほかのスタッフと協力して仕事を進めた経験も強みの一つです。

    応募するときは、自分が実際に担当した仕事や成果を具体的に伝えましょう。

    美容部員からの転職先の候補を比較する

    美容部員からの転職先の候補には、美容業界の仕事のほか、接客・販売、営業、事務などがあります。

    これまでの商品知識や販売経験を生かしたい人と、美容業界を離れて新しい仕事に挑戦したい人では、向いている転職先も変わります。

    ここからは、それぞれの仕事で生かせる経験や、新しく身につける必要がある知識やスキルを見ていきましょう。

    美容業界内・周辺の仕事

    美容の知識や経験を生かしたい場合は、別の化粧品ブランドの美容部員や、化粧品メーカーの営業、美容関連の商品を扱う販売職などが候補になります。

    会社によっては、本社で販売を支える仕事などが選択肢になる場合もあります。

    この分野へ転職するメリットは、美容部員として身につけた商品知識や販売経験を生かしやすい点です。

    ただし、仕事内容によっては新しい知識や経験が求められるため、応募する前に仕事内容や必要な経験を確認しましょう。

    他業界の接客・販売・営業 

    美容部員の接客経験は、アパレルなどの販売職や、商品・サービスを提案する営業職でも生かせます。お客様の希望を聞き、相手に合う商品を説明してきた経験は、美容業界以外でも役立つ力です。

    接客経験を生かせる異業種の一つとして、ホテルや旅館などの宿泊業も考えられます。詳しくは後述します。

    ただし、業界が変われば、扱う商品やサービス、仕事の進め方も変わります。これまでの接客経験を生かせる部分と、新しく覚える必要がある部分を分けて考え、自分に合う仕事かどうかを判断しましょう。

    事務・オフィスワーク

    美容部員から、一般事務などのオフィスワークへ転職する道もあります。電話や来客への対応では、接客で身につけた受け答えの力を生かしやすいでしょう。

    一方、事務では文書作成やデータ入力、メール対応など、パソコンを使った作業も行います。美容部員とは仕事内容が大きく変わるため、応募する求人でどのくらいのパソコン操作が必要なのか確認しておきましょう。

    ここまで紹介した転職先には、それぞれ生かしやすい経験と、新たに身につける必要がある知識やスキルがあります。主な違いをまとめると、次のとおりです。

    【 美容部員からの主な転職先と生かせる経験 】

    転職先生かしやすい経験新しく確認・準備すること
    美容業界内・周辺商品知識、接客、販売の経験新しい商品の知識、仕事に必要な経験や資格
    他業界の接客・販売・営業お客様の希望を聞く力、説明・提案する力商品やサービスの知識、仕事の進め方
    事務・オフィスワーク電話や来客への対応、スタッフとの連絡文書作成、メール、データ入力などのパソコン操作

    美容部員の経験をそのまま生かしやすい仕事もあれば、新しい知識やパソコン操作などを覚える必要がある仕事もあります。自分が続けたい仕事と新しく挑戦したい仕事を考えながら、転職先を比べてみましょう。

    辞めたい理由を次の転職先の条件に変える

    美容部員を辞めたい理由を具体的にすると、次の職場で何を確認すればよいのかが見えてきます。今の仕事で「変えたいこと」と「これからも続けたいこと」を分けて考え、次の職場に求める条件を決めていきましょう。

    変えたいことと続けたい仕事を分ける

    まずは、今の仕事で何を変えたいのかを書き出してみましょう。たとえば、勤務時間が不規則、立ち仕事がつらい、売上目標の負担が大きいなど、自分が困っていることを一つずつ整理します。

    一方で、お客様と話すことや、商品を説明・提案することなど、これからも続けたい仕事があるかもしれません。「変えたいこと」と「続けたいこと」の両方を整理しておきましょう。

    求人票で仕事内容と働き方を確認する

    求人票を見るときは、仕事内容や勤務時間、シフト、休日などを確認しましょう。売上目標や評価方法、研修内容などが求人票に書かれていない場合は、面接や企業への問い合わせなどで確認することが大切です。「未経験可」と書かれていても、どのような仕事を担当するのかは求人によって異なります。

    「土日休み」「売上目標なし」などを希望する場合も、職種名だけで決めつけず、実際の求人に書かれている条件を確認することが必要です。

    今の仕事で変えたいことと、次の求人で確認することの例をまとめました。

    【 美容部員を辞めたい理由と求人で確認すること 】

    今の仕事で変えたいこと次の求人で確認すること
    勤務時間が不規則勤務時間、シフト、夜勤、休日
    立ち仕事がつらい座る時間と立つ時間、休憩、仕事内容
    売上目標の負担が大きい個人や店舗の売上目標、評価の決まり方
    接客の負担が大きいお客様と直接話す仕事、電話やメールで対応する仕事の割合
    担当する仕事を変えたい具体的な仕事内容、担当する部署、ほかの仕事も担当するか

    辞めたい理由は人によって違います。自分が今の仕事で変えたいことを書き出し、それが次の職場ではどうなるのかを求人票や面接などで確認してみましょう。

    美容部員から異業種へ転職する準備を進める

    異業種へ転職するときは、美容部員として経験してきた仕事を応募先でどう生かせるのか、わかりやすく伝えることがポイントです。

    また、応募する仕事に必要な知識やスキルを確認し、足りないものがあれば準備しておきましょう。

    美容部員の経験を応募先に合わせて伝える

    自己PRでは、「接客経験があります」だけで終わらせず、実際に担当した仕事や工夫したことを具体的に伝えましょう。

    たとえば、お客様の悩みを聞いて商品を提案した経験があれば、相手の希望を聞く力や提案する力として伝えられます。

    売上などの数字を伝える場合は、根拠を確認できるものだけを使いましょう。最後に、その経験を応募先の仕事でどう生かしたいのかまで伝えましょう。

    新しく必要になる知識やスキルを確認する

    「未経験可」の求人でも、仕事に必要な知識やスキルはそれぞれ違います。事務職ならパソコン操作、仕事によっては資格や専門的な知識が求められることもあります。

    未経験だからとすぐにあきらめるのではなく、応募条件を確認し、今の自分に足りないものがあれば、応募前に何を学べばよいのか考えてみましょう。

    働きながら転職の準備を進める

    今の職場で働きながら転職活動ができる場合は、退職前から求人を探したり、職務経歴書や自己PRを作ったりすることもできます。

    複数の求人を見る時間があれば、仕事内容や働き方の違いを比べたうえで応募先を選べます。

    退職する時期は、自分の状況に合わせて考えましょう。転職先が決まる前に退職する場合は、その後の生活についても考えておくと安心です。

    接客経験を生かす選択肢として宿泊業を検討する

    美容部員として接客をしてきた人は、転職先の一つとしてホテルや旅館などの宿泊業も考えられます。

    お客様の希望を聞く、わかりやすく説明する、相手に合わせて対応するといった経験は、宿泊業の接客でも生かせる場合があります。

    ただし、ホテルや旅館では、美容部員とは異なる知識や業務への理解も必要です。ここからは、美容部員の経験を生かしやすい仕事と、求人を見るときのポイントを紹介します。

    ホテル・旅館の職種によって仕事内容は異なる

    ホテルや旅館には、さまざまな接客の仕事があります。たとえば、フロントの仕事は、チェックインやチェックアウト、会計、お客様からの問い合わせへの対応です。

    ほかにも、お客様を館内へ案内したり、荷物を運んだりする仕事や、レストランで料理を提供する仕事などがあります。ホテルや旅館によって仕事の分け方は違い、一人でいくつかの仕事を担当する場合もあります。

    宿泊業の求人では夜勤や担当する仕事を確認する

    ホテルや旅館の求人では、早番や遅番、夜勤があるかを確認しましょう。特にフロントでは夜勤を含む求人もあるため、自分が対応できる働き方かを確かめておく必要があります。

    また、フロントだけを担当するのか、館内案内やレストラン業務なども担当するのかは、職場によって異なります。パソコンや語学がどのくらい必要なのか、未経験者向けの研修があるのかも確認しておきましょう。

    美容部員と宿泊業では仕事内容が違いますが、接客の中には共通する部分もあります。美容部員として経験してきたことが、宿泊業のどのような仕事で生かせるのかを見てみましょう。

    【 美容部員の経験を宿泊業で生かせる仕事の例 】

    美容部員での経験宿泊業で生かせる仕事の例
    お客様の希望や悩みを聞くお客様の要望を聞いたり、問い合わせを受けたりして対応する
    商品をわかりやすく説明・提案する館内の設備やサービス、周辺の情報などを案内する
    相手に合わせて説明の仕方を変える年齢や目的が異なるお客様に合わせて案内する
    問い合わせや困りごとに対応する宿泊中の相談や困りごとに対応する
    ほかのスタッフと協力して仕事をするフロントやレストランなど、ほかの部門の担当者と連絡を取りながら対応する

    美容部員で身につけた接客経験が役立つこともありますが、ホテルや旅館では新たに覚える業務や知識もあります。応募するときは、自分の経験と求人の仕事内容を比べてみましょう。

    宿泊業に詳しい転職エージェントへ相談する

    美容部員から宿泊業への転職を考えているなら、宿泊業に詳しい転職エージェントへ相談してみましょう。これまでの接客経験や希望する働き方を伝えることで、自分に合う仕事や求人を一緒に探してもらえます。

    ホテルや旅館では、同じ「フロント」「接客」という職種名でも、仕事内容や勤務時間、休日などの条件は求人ごとに異なります。

    求人票だけでは違いがわかりにくいときも、宿泊業に詳しい転職エージェントなら、求人を比べるポイントや確認すべき点について相談できます。

    「美容部員の経験を宿泊業でどう生かせるかわからない」「未経験でも応募できる求人を探したい」という人は、宿泊業に詳しい転職エージェントに希望を伝え、自分に合う求人を探すところから始めてみましょう。

    よくある質問

    美容部員からの転職先でおすすめはどこ?

    おすすめの転職先は、これまでの経験や希望する働き方によって変わります。美容の知識を生かしたいなら美容業界、接客を続けたいなら販売職や宿泊業などが候補です。商品やサービスを提案した経験を生かしたい場合は、営業職も選択肢になります。事務職なども含め、自分が続けたい仕事と変えたい働き方から考えてみましょう。

    美容部員から事務職へ転職できる?

    未経験から応募できる事務職の求人もあります。ただし、「未経験可」であっても、求められるパソコン操作や経験は求人によって異なります。美容部員から事務職を目指す場合は、応募条件を確認し、足りないスキルがあれば転職活動とあわせて身につけていきましょう。

    30代の美容部員でも異業種へ転職できる?

    30代でも、美容部員から異業種への転職を目指せます。ただし、必要な経験や応募条件は求人によって異なります。年齢だけであきらめず、美容部員として身につけた接客や提案の経験を生かせる仕事がないか、求人の応募条件を確認してみましょう。

    美容部員から異業種へ転職するとき、自己PRで何を伝える?

    美容の知識そのものより、ほかの仕事でも生かせる経験を伝えましょう。たとえば、初めて会うお客様への対応、相手に合わせた説明、売上目標への取り組みなどです。応募先の仕事内容を確認し、その仕事に生かせる自分の経験を選んで伝えるとよいでしょう。

    美容部員から別の会社の美容部員へ転職する意味はある?

    美容部員を続けながら、勤務条件や職場を変えられる場合があります。会社やブランドが変われば、仕事内容だけでなく、勤務時間や休日、売上目標などが変わることもあります。美容の仕事を続けたい人は、異業種だけでなく、別の会社の美容部員も転職先として比べてみましょう。

    まとめ

    美容部員として身につけた接客や提案の経験は、美容業界だけでなく、さまざまな仕事で生かせる可能性があります。

    「美容部員しか経験していないから」と転職先を狭く考えず、これからどのような仕事をしたいのかを考えて、新しい一歩を踏み出しましょう。

    接客経験を生かしてホテルや旅館で働いてみたい人は、宿泊業に詳しい転職エージェントへ相談するのがおすすめです。美容部員としての経験や希望する働き方を伝え、自分に合う求人を探すところから始めてみましょう。

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