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    ホテルグレード一覧を紹介!日本の格付け制度と5つ星・4つ星ホテルを解説【2026年版】

    大型ホテルの外観

    日本には、国が定める統一的なホテルの星付け制度が存在せず、ホテルグレードは複数の民間基準によって示されています。

    フォーブス・トラベルガイドやミシュランキー、予約サイトなどがそれぞれ独自に評価しているためです。

    グレードを正しく読むには、どの制度による評価なのかを区別する視点が欠かせません。

    本記事で扱うのは、日本のホテルグレードの種類と格付け制度、そして2026年版の受賞ホテルです。

    制度ごとの違いがつかめるため、ホテル選びにも職場選びにも活かせます。

    目次

    日本のホテルグレード一覧

    本記事では、日本でホテルのグレードを確認する際に使われる主な指標を、便宜上6つの系統に整理します。格付け機関による星やキー、予約サイトのホテルクラス、旅行会社のクラス表記などは、評価する主体によって意味や基準が異なるものです。

    星やキーは格付け機関、ホテルクラスは各予約サイト、クラス表記は各旅行会社が決めています。施設の分類や客室ランクは、ホテルや調査会社などが用いる区分です。

    まずは全体像を一覧で押さえましょう。主な指標を整理すると、以下のとおりです。

    グレードの種類決めている主体対象段階の例特徴
    フォーブス・トラベルガイド米国の格付け機関ホテル・レストラン・スパなど5つ星・4つ星・推奨覆面調査でサービスを審査
    ミシュランキーミシュランガイドホテル・旅館などの宿泊施設1〜3キー体験や独自性を重視
    予約サイトの星各予約サイト掲載されている宿泊施設1〜5つ星など口コミ評価とは別に表示される場合がある
    旅行会社のホテルクラス各旅行会社ツアーなどで扱う施設S・L・A・B・Cなど商品選びの目安として分類
    施設の分類調査会社やホテル各社ホテル施設全体ラグジュアリー〜エコノミー市場や価格帯を区分
    客室グレード各ホテル同じホテル内の客室スタンダード〜スイートなど部屋の広さや設備を区分

    注意したいのは、フォーブス・トラベルガイドの区分が5つ星・4つ星・推奨の3つだという点です。1つ星から3つ星までの評価は行っていません。

    どの制度の話なのかを切り分けずに星の数だけを見ると、意味を取り違えかねません。次章から、それぞれの中身を順に確認していきましょう。

    日本には公的なホテルの星付け制度がない

    日本では、サービスや高級度を星で評価する公的な制度が設けられていません。旅館業法は、営業許可や衛生管理などについて定める法律であり、ホテルのサービス水準や高級度を等級付けする制度ではないためです。

    フランスではAtout France、スペインでは自治州などの公的主体が、宿泊施設の星による分類制度を運用しています。制度や審査基準は国・地域によって異なります。

    ただし、日本にグレードが存在しないという意味ではありません。民間の格付け機関、予約サイト、旅行会社、ホテル運営会社がそれぞれ別の基準でグレードを示しています。

    だからこそ、グレードを見るときは誰が決めた評価かを最初に確認する必要があります。出所を押さえるだけで、情報の読み方は大きく変わるでしょう。

    ホテルグレードを示す主な評価制度

    グレードの出所が分かったところで、代表的な評価制度を個別に見ていきます。国内のホテル選びで目にする機会が多いのは、以下の4つです。

    • フォーブス・トラベルガイド
    • ミシュランキー
    • 予約サイトの星
    • 旅行会社のホテルクラス

    異なる制度の評価を、同じ物差しで並べないよう注意しながら読み進めてください。

    フォーブス・トラベルガイド

    フォーブス・トラベルガイドは、米国発の民間ホテル評価制度です。1958年にモービル・トラベルガイドとして創設され、5つ星の格付けシステムを世界で最初に導入しました。

    評価の区分は3つだけです。上から5つ星(Five-Star)、4つ星(Four-Star)と続きます。3つ目は推奨(Recommended)で、1〜3つ星の評価は存在しません。

    審査を担当するのは匿名の調査員です。一般の宿泊客を装って最低2泊し、自費で滞在します。最大900項目の基準に照らして採点する仕組みになっています。

    2026年版では、フォーブス・トラベルガイドの展開地域が100か国を超えました。ホテルに加えて、レストランやスパ、オーシャンクルーズ船も評価しています。

    ミシュランキー

    ミシュランガイドは2024年から、宿泊施設を鍵の数で評価するミシュランキーを導入しました。ミシュランガイドがレストランの星とは別に設けた宿泊施設向けの評価制度で、最高位は3ミシュランキーです。

    日本はアジアで最初の対象国となり、2024年7月に初回の発表が行われました。2回目となる2025年版では、国内128軒が認定を受けています。

    内訳は3ミシュランキーが7軒、2ミシュランキーが20軒、1ミシュランキーが101軒です。強羅花壇やあさばといった旅館も最高位に入りました。

    その土地ならではの体験、建築とデザイン、施設の独自性などが評価されます。旅館やブティックホテルも評価対象となり、上位に選ばれています。

    参考:ホテルの卓越性を示す「ミシュランキー」発表 日本の「ミシュランキー」2025の宿泊施設は128軒に!|日本ミシュランタイヤ

    予約サイトの星

    予約サイトに表示される星やホテルクラスは、各サイトの表示方針に基づくものです。ただし、算定方法や情報源はサイトごとに異なり、施設から提供された情報や第三者の格付けデータを利用する場合もあります。格付け機関の評価とは切り離して考える必要があります。

    評価基準はサイトごとに異なる点に注意しましょう。施設の設備やサービス、立地、ホテル側から提供された情報などをもとに表示される場合があります。利用者による口コミ点数とは、別の指標として扱われるケースも少なくありません。

    同じホテルでも、サイトによって星の数が変わることがあります。基準が統一されていないため、異なるサイトの星を単純に比較することはできません。

    星の表示は入口の目安と捉えるのが現実的です。口コミ点数などの別指標とあわせて確認すると、実態に近い姿がつかめます。

    旅行会社のホテルクラス

    旅行会社は、ツアー商品を分類するためにアルファベットのクラス表記を使います。各社が独自に設定しているため、段階の数も呼称も統一されていません。

    高い順にS、L、A、B、Cと分ける会社があります。LからDまでの5段階を採用する会社も見られます。

    この表記は、都市や地域のなかでの相対評価として設定される場合があります。同じクラスでも、別の都市の施設と設備やサービスが同等とは限りません。

    現場では、宿泊客がどの呼び方を使っても受け答えできる知識が求められます。制度ごとの違いを押さえておけば、案内の精度も上がるはずです。

    フォーブス・トラベルガイド2026年版の日本の受賞ホテル一覧

    ここからは、具体的なホテル名を見ていきます。フォーブス・トラベルガイド2026年版の受賞ホテルのうち、この記事では以下の2区分を取り上げます。

    • 5つ星(Five-Star)を受賞した日本国内のホテル16軒
    • 4つ星(Four-Star)を受賞した日本国内のホテル25軒

    なお、フォーブスの審査を受けていないホテルも数多くあります。この一覧が日本の高級ホテルのすべてではない点に留意してください。

    5つ星(Five-Star)を受賞した日本の16軒

    フォーブス・トラベルガイド2026年版で5つ星(Five-Star)を受賞した日本国内のホテルは、16軒です。前年版の13軒から3軒増えました。

    内訳は東京が10軒、京都が3軒、栃木・大阪・沖縄が各1軒です。ブルガリ ホテル 東京は、今回初めてFive-Starを受賞しました。

    ザ・リッツ・カールトン日光は4つ星からの昇格です。ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsも同じく昇格しました。2025年版との照合結果を、以下にまとめています。

    ホテル名所在地前年版からの変化
    マンダリン オリエンタル 東京東京都中央区5つ星を維持
    ザ・ペニンシュラ東京東京都千代田区5つ星を維持
    パレスホテル東京東京都千代田区5つ星を維持
    The Okura Tokyo東京都港区5つ星を維持
    ザ・リッツ・カールトン東京東京都港区5つ星を維持
    ザ・キャピトルホテル 東急東京都千代田区5つ星を維持
    ザ・プリンス ギャラリー 東京紀尾井町東京都千代田区5つ星を維持
    ホテルニューオータニ 東京 エグゼクティブ ハウス 禅東京都千代田区5つ星を維持
    高輪 花香路東京都港区5つ星を維持
    ブルガリ ホテル 東京東京都中央区新規受賞
    ザ・リッツ・カールトン日光栃木県日光市4つ星から昇格
    HOTEL THE MITSUI KYOTO京都府京都市5つ星を維持
    ザ・リッツ・カールトン京都京都府京都市5つ星を維持
    ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts京都府京都市4つ星から昇格
    ザ・リッツ・カールトン大阪大阪府大阪市5つ星を維持
    ハレクラニ沖縄沖縄県恩納村5つ星を維持

    東京への集中が目立つ一方、東京以外の観光地からも、5つ星を受賞するホテルが登場しています。ザ・リッツ・カールトン日光は、日光で初めてのFive-Star受賞でした。

    募集職種や採用人数は、施設によって異なります。コンシェルジュなどの専門職を経験できるホテルもあるため、求人情報を個別に確認するとよいでしょう。

    参考:2026 Star Awards Winners|Forbes Travel Guide

    4つ星(Four-Star)を受賞した日本の25軒

    2026年版で4つ星(Four-Star)を受賞した日本のホテルは25軒です。東京に13軒、京都に6軒、大阪に3軒が集まり、奈良・福岡・沖縄にも1軒ずつ分布しています。

    2026年版で新たにFour-Starとなったのは、オークラ ヘリテージウイング、パーク ハイアット 京都、ザ・リッツ・カールトン福岡、フォーシーズンズホテル大阪の4軒です。

    ザ・プリンス さくらタワー東京は、前年版の推奨から4つ星へ戻りました。全25軒は以下のとおりです。

    ホテル名所在地前年版からの変化
    アマン東京東京都千代田区4つ星を維持
    シャングリ・ラ 東京東京都千代田区4つ星を維持
    帝国ホテル 東京東京都千代田区4つ星を維持
    フォーシーズンズホテル東京大手町東京都千代田区4つ星を維持
    フォーシーズンズホテル丸の内 東京東京都千代田区4つ星を維持
    ホテルニューオータニ 東京 ザ・メイン東京都千代田区4つ星を維持
    アンダーズ 東京東京都港区4つ星を維持
    コンラッド東京東京都港区4つ星を維持
    グランド ハイアット 東京東京都港区4つ星を維持
    ザ・プリンス パークタワー東京東京都港区4つ星を維持
    ザ・プリンス さくらタワー東京東京都港区推奨から復帰
    オークラ ヘリテージウイング東京都港区新規受賞
    ホテル椿山荘東京東京都文京区4つ星を維持
    翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都京都府京都市4つ星を維持
    フォーシーズンズホテル京都京都府京都市4つ星を維持
    ザ・ホテル青龍 京都清水京都府京都市4つ星を維持
    デュシタニ京都京都府京都市4つ星を維持
    そわか京都府京都市4つ星を維持
    パーク ハイアット 京都京都府京都市新規受賞
    コンラッド大阪大阪府大阪市4つ星を維持
    帝国ホテル 大阪大阪府大阪市4つ星を維持
    フォーシーズンズホテル大阪大阪府大阪市新規受賞
    JWマリオット・ホテル奈良奈良県奈良市4つ星を維持
    ザ・リッツ・カールトン福岡福岡県福岡市新規受賞
    ザ・リッツ・カールトン沖縄沖縄県名護市4つ星を維持

    帝国ホテル 東京やホテル椿山荘東京のように、国内の老舗が名を連ねるのも4つ星の特色です。外資系ホテルと日系ホテルが並び、キャリアの描き方も一通りではありません。

    4つ星の受賞施設は5つ星より多く、勤務先候補となる施設の幅も広がります。ただし、実際の募集職種や採用人数は各施設の求人情報で確認する必要があります。

    参考:Forbes Travel Guide’s 2026 Star Award Winners|Forbes Travel Guide

    ホテル施設のグレードを表す呼び方

    施設全体のグレードは、ラグジュアリーやエコノミーといった言葉でも表されます。調査会社や旅行会社、ホテルチェーンが市場を区分するときに用いる分類です。

    ホテル市場の分類では、ラグジュアリー、アップスケール、ミッドスケール、エコノミーなどの名称が用いられます。ホテル運営会社の資料や市場調査で、よく目にする分け方です。

    呼び方は主体ごとに揺れが見られます。広く使われる4区分を一例として挙げてみましょう。

    • ラグジュアリー(最上位の価格帯とサービス水準)
    • アップスケール(高価格帯。フルサービスが中心)
    • ミッドスケール(中間の価格帯)
    • エコノミー(宿泊機能に絞った低価格帯)

    この分類に、日本共通の厳密な定義や序列があるわけではありません。調査会社、旅行会社、ホテルチェーンによって、区分の数も境目も異なります。

    なお、スーペリアやデラックスは施設ではなく客室のランクを指す場面が多い言葉です。施設の分類と客室の名称を混ぜないよう注意してください。

    ホテルの客室グレード一覧

    客室グレードは、同じホテルのなかで部屋のランクを分ける仕組みです。施設全体のグレードとは別の概念として捉える必要があります。

    名称や順番はホテルごとに異なり、統一された規格はありません。同じスーペリアでも、ホテルが変われば位置付けも変わります。

    よく使われる名称と一般的な位置付けの一例を、以下に整理しました。

    名称一般的な位置付けの一例
    スタンダードそのホテルの基準となる客室
    スーペリアスタンダードより広さや眺望が上位に置かれることが多い
    デラックス上位の広さや設備を備えることが多い
    エグゼクティブ専用ラウンジの利用などが付く場合がある
    ジュニアスイート寝室と居間の機能を併せ持つ中間的な客室
    スイート寝室と居間が分かれた上位の客室

    スイートが最上位に置かれる例は多いものの、必ずそうなるとは限りません。スイートカテゴリーのなかに、ロイヤルスイートやプレジデンシャルスイートなどの上位客室を設けるホテルもあります。

    エコノミーシングルやスーペリアツインは、客室グレードとベッドタイプ・利用人数に関する区分を組み合わせた表記です。フロント業務では毎日使うため、自社の定義を正確に押さえておきたい言葉になります。

    ホテルグレードによる仕事内容の違い

    転職の視点で見ると、グレード帯によって仕事の中身にも違いが出てきます。よく比較される観点は、以下の3つです。

    • 業務内容と接客スタイルの違い
    • 求められるスキルと語学力の傾向
    • 給与水準とキャリアパスの考え方

    いずれもホテルや職種によって異なるため、あくまで傾向としてお読みください。

    業務内容と接客スタイルの違い

    ラグジュアリー帯では、1件あたりの接客に時間をかける業務が中心になる傾向が見られます。レストランの手配や観光のアレンジなどが日常的に発生するためです。

    チェックイン件数が多い宿泊特化型ホテルでは、手続きの速さと正確さが重視される傾向があります。限られた時間で多くの宿泊客に対応する力が問われます。

    接客の深さと処理の速さは、どちらが優れているという話ではありません。求められる能力の方向が違うだけです。

    自分が伸ばしたいのは対話の深さなのか、処理の速さなのか。ここを整理しておくと、志望先の輪郭がはっきりしてくるでしょう。

    求められるスキルと語学力の傾向

    外国人宿泊客への対応が多いホテルでは、語学力を応募条件や歓迎要件に挙げる求人もあります。英語に加えて、第二外国語のスキルを歓迎要件とする例も見られます。

    接客経験や顧客対応の実績を、応募条件や歓迎要件に挙げる求人もあります。過去にどのような顧客対応をしてきたかを、具体的に語れるようにしておくとよいでしょう。

    一方、宿泊特化型のチェーンでは、未経験者を募集する求人も見られます。実務を通じて基礎を早く身に付けたい人にとっては、有力な選択肢の一つです。

    どのスキルが必要かは、最終的には個々の求人票で確認するのが確実です。同じグレード帯でも、ホテルや職種によって要件は異なります。

    給与水準とキャリアパスの考え方

    給与の目安は、公的な統計から確認できます。厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「job tag」は、国が職業に関する情報を公開しているサイトです。job tagでは、ホテル・旅館のフロントが属する主な職業分類の全国年収を362.4万円としています。令和7年賃金構造基本統計調査に基づく数値です。

    ただし、この金額は対応する職業分類をもとに算出されたもので、フロント職だけの給与を示しているわけではありません。実際の給与は、勤務先の業態や規模、役職、地域によって異なります。

    企業やホテルによっては、語学手当や役職手当を設けている場合があります。施設数の多いチェーンでは、異動や昇格の機会を得やすいこともあります。

    ホテルのグレードと、働きやすさや職場としての優劣は別のものです。自分の強みが活きる舞台を選ぶ物差しとして捉えてください。

    関連記事:外資系ホテルの年収は高い?職種・役職別の相場と上げ方を解説

    ホテルグレードに関するよくある質問

    日本で一番格が高いホテルはどこですか

    公的な制度がないため、日本で一番を決める共通の物差しはありません。評価軸を決めれば、その軸での上位を挙げることは可能です。

    フォーブス・トラベルガイド2026年版では、5つ星を受賞した国内ホテルは16軒でした。ミシュランキーでは3キーの7軒が最高位にあたります。

    星の数はホテルが自分で決められますか

    フォーブス・トラベルガイドのような格付け機関の星は、ホテル側が決めるものではありません。匿名の調査員が自費で滞在し、独立した立場で評価します。

    一方、予約サイトの星は各サイトの基準で付けられています。ホテル側の申告をもとにする例もあるため、出所の確認が欠かせません。

    5つ星と表示されたホテルは全部同じ水準ですか

    同じ5つ星でも、フォーブスの受賞と予約サイトの表示では意味がまったく異なります。制度ごとに基準が違うためです。

    どの主体が付けた星なのかを、まず確認してください。それだけで水準の読み違いは大きく減らせます。

    グレードが低いホテルは働く環境が悪いのですか

    グレードと働きやすさは別の問題です。宿泊特化型のホテルには、幅広い実務を経験できる職場もあります。

    労働環境は、ホテルの運営方針や人員体制、勤務条件などに左右されます。求人票、公式採用情報、面接での確認、従業員口コミなど、複数の情報を組み合わせて判断してください。

    同じブランドでもホテルによってグレードは違いますか

    同じブランドでも、施設の規模や設備、運営形態、提供するサービスが異なる場合があります。ブランド名が同じでも、施設ごとに体験が変わりうるということです。

    フォーブス・トラベルガイドの評価も、ブランド単位ではなく施設単位で行われます。応募や宿泊の前に、施設ごとの評価を確認しておくと安心でしょう。

    ホテルグレードは「誰が決めた評価か」で読み解く

    日本には、国が定める統一的なホテルの星付け制度がありません。フォーブス・トラベルガイドやミシュランキー、予約サイト、旅行会社がそれぞれ別の基準で評価しています。

    フォーブス・トラベルガイド2026年版では、5つ星を受賞した日本国内のホテルが16軒、4つ星を受賞したホテルが25軒ありました。これはフォーブス・トラベルガイド2026年版のホテル受賞施設のうち、日本国内に所在する施設を集計した結果です。

    施設の分類と客室グレードも、それぞれ別の概念になります。異なる制度の評価をひとつの星基準として混ぜない姿勢こそ、グレードを読み解く出発点です。

    働く場としての向き不向きは、グレードだけでは決まりません。求人票の要件や職場の実態まで確かめたうえで、自分の強みが活きるホテルを選んでいってください。

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