販売職から異業種へ転職することは十分可能です。ただし、希望する仕事によっては、販売経験をうまく生かせなかったり、新しい知識やスキルが必要になったりするため、「転職は厳しい」と感じることもあります。
一方、販売職で身につけた接客力や提案力、目標に向けて取り組んだ経験は、さまざまな仕事で生かせます。営業やカスタマーサポートのほか、ホテルなど接客経験を生かしやすい仕事も転職先の候補です。
この記事では、販売職からの転職が厳しいと言われる理由や、販売経験を生かせる転職先、転職を成功させるポイントをわかりやすく解説します。
自分の経験をどう生かせるのかを知り、自分に合った転職先を考えていきましょう。
販売職からの転職が厳しいと言われる5つの理由
販売職からの転職が厳しいと言われるのは、これまでの経験をうまく伝えられなかったり、希望する仕事に必要な知識やスキルが足りなかったりすることがあるためです。
転職が難しくなりやすい理由と、どうすればよいかをまとめると、次のとおりです。
【販売職からの転職が厳しくなりやすい5つの理由】
| 理由 | 難しくなりやすい場合 | どうすればよいか |
| 経験や実績が伝わりにくい | 「接客が得意」とだけ伝えている | 実際にしたことや結果を具体的に伝える |
| 必要な知識や経験が足りない | 未経験の仕事に転職したい | 求人で必要な知識や経験を確認する |
| パソコンのスキルが足りない | 事務系の仕事に転職したい | どの程度の操作が必要か確認する |
| 中途採用ではこれまでの経験を見られることがある | 30代・40代などで未経験の仕事に転職したい | これまでの経験をどう生かせるか伝える |
| 希望する条件と求人が合わない | 給与や勤務時間などの希望が多い | 希望する条件に優先順位をつける |
どれか一つだけではなく、いくつかの理由が重なって転職が難しくなることもあります。まずは自分に当てはまる理由を確認してみましょう。
1.経験や実績が「接客が得意」だけでは伝わりにくい
「接客が得意です」と伝えるだけでは、どのような仕事ができる人なのかを応募先にわかってもらえないことがあります。
販売職では、接客以外にもさまざまな仕事を経験します。
例えば、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、デパート店員の仕事として、接客や販売のほか、会計、在庫管理、商品の陳列、お客様からの苦情への対応などが挙げられています。
転職活動では、「接客をしていた」だけで終わらせず、自分が何をして、どのような結果につながったのかを具体的に伝えることが大切です。
2.希望する仕事に必要な知識や経験が足りないことがある
販売職とは違う仕事に転職する場合、新しい仕事に必要な知識や経験が足りないことがあります。
求人によっては、特定の実務経験や知識を応募条件としていることもあります。まずは求人の条件を確認し、足りない知識を応募前に学べるのか、入社後の研修で身につけられるのかを確認しましょう。
3.事務職ではパソコンのスキルを求められることがある
事務職では、パソコンへの入力や書類の作成などが仕事に含まれることがあります。
販売職でも、売上の入力や在庫管理などでパソコンを使った経験があれば、その経験を生かせる可能性があります。
ただし、仕事によって必要な操作は違うため、自分ができることと、求人で求められていることを比べておきましょう。
4.中途採用ではこれまでの職務経験が評価材料になる
中途採用ではこれまでの職務経験が評価材料になることがあります。また、就業経験が長い人ほど、これまでの仕事内容に近い職種へ転職する傾向もみられます。
だからといって、年齢が上がれば必ず転職が難しくなるわけではありません。接客や販売、売上管理、後輩の指導など、これまでの経験を新しい仕事でどう生かせるのかまで説明できれば、自分の強みが伝わりやすくなります。
5.給与や勤務条件が希望と合わないことがある
未経験の仕事に転職すると、これまでと同じ給与や勤務条件で働けるとは限りません。経験がないことから、最初は希望より給与が低くなる求人もあります。
給与、勤務時間、休日、仕事内容など、自分が大切にしたい条件を決めておきましょう。すべての希望を満たす求人だけを探すのではなく、何を優先するのかを決めて比べると、転職先を選びやすくなります。
販売職で身につけた強みを「経験・工夫・結果」に分けて整理する
販売職で身につけた強みを転職で生かすには、「接客をしていた」と伝えるだけでなく、どのような経験をして、何を工夫し、どんな結果につながったのかを整理することが大切です。
販売職での経験を転職活動でアピールできる強みとして整理すると、次のようになります。
【販売職での経験を転職で使える強みに変える例】
| 販売職での経験 | 身についた強み | 具体的に伝える内容 | 生かしやすい仕事 |
| 接客・商品提案 | お客様の希望を聞く力・提案する力 | お客様の希望を聞き、合う商品を提案した経験 | 営業、カスタマーサポート、ホテルなどの接客 |
| 売上目標への取り組み | 目標に向けて工夫する力 | 売上を伸ばすために工夫したことと、その結果 | 営業など目標がある仕事 |
| 在庫管理・新人の指導 | 正確に仕事を進める力・人に教える力 | 在庫を正しく管理した経験や、新人に仕事を教えた経験 | 事務、管理、スタッフをまとめる仕事 |
販売職では当たり前だと思っていた経験も、別の仕事では強みになることがあります。自分が実際に経験したことを振り返り、転職先でどのように生かせるのかを考えてみましょう。
接客経験は応募先で生かせる内容を選んで伝える
接客の仕事には、お客様の話を聞く、商品を提案する、質問や苦情に対応するなど、さまざまな経験があります。
転職するときは、その中から応募先の仕事に生かせる経験を選びましょう。たとえば、人に提案する仕事なら、お客様の希望を聞き、合う商品を提案した経験を具体的に伝えると、自分の強みが伝わりやすくなります。
売上や目標への取り組みは工夫したことも伝える
売上目標を達成した経験がある場合は、結果だけでなく、自分がどのような工夫をしたのかも伝えましょう。
たとえば、お客様への声のかけ方を変えたり、商品の見せ方を工夫したりした経験があれば、それも強みになります。結果だけではなく、目標に向けて自分で考えて行動したことを伝えることが大切です。
在庫管理や新人の指導も強みになる
販売職で身につくのは、接客の力だけではありません。在庫の確認や発注、新人に仕事を教えた経験なども、転職するときの強みになります。
在庫管理の経験は、数量や商品情報を正確に扱った具体的な実績があれば、正確性や管理力を示す材料になります。新人を教えた経験があれば、人にわかりやすく説明する力や、周りを支える力として伝えられるでしょう。
接客以外に担当していた仕事も振り返ってみましょう。
販売職からの転職先は自分の強みを生かせる仕事から選ぶ
転職先を選ぶときは、販売職で身につけた強みを生かせる仕事かどうかを考えることが大切です。
販売職での経験を生かしやすい転職先の例と、生かせる経験、新しく覚えることをまとめると、次のようになります。
【販売職からの主な転職先と生かせる経験】
| 転職先 | 生かせる経験 | 新しく覚えること | 求人で確認すること |
| 営業職 | お客様への提案、売上目標への取り組み | 新しいお客様の探し方、契約の進め方 | 扱う商品やサービス、目標の決め方 |
| 事務・営業事務 | 在庫管理、売上の入力、お客様への対応 | パソコン操作、書類作成など | 必要なパソコンのスキル、仕事内容 |
| カスタマーサポート | お客様の話を聞く、質問や困りごとに対応する | 電話やメールでの対応、パソコンへの入力 | お客様への対応方法、必要な商品知識 |
| ホテル・宿泊業 | お客様の希望を聞く、提案する、会計する、困りごとに対応する | 宿泊の手続き、予約や館内についての知識 | 仕事内容、勤務時間、必要な語学力 |
これまでの経験を生かしやすい仕事ほど、未経験でも自分の強みを伝えやすくなります。仕事の名前だけで決めず、自分の経験と新しい仕事の共通点を探してみましょう。
営業職は接客や商品を提案した経験を生かしやすい
営業職は、お客様の希望を聞き、合う商品やサービスを提案する点で、販売職と似ています。売上目標に向けて工夫した経験も生かしやすいでしょう。
一方で、新規顧客の開拓や契約手続きなど、販売職では経験しなかった仕事を担当することもあります。求人を見るときは、仕事内容や扱う商品・サービスを確認しておきましょう。
事務・営業事務は接客経験に加えてパソコンのスキルも必要になる
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、営業事務では、書類の作成やお客様への対応、売上や入金の管理などを行います。
販売職でお客様への対応や売上の入力、在庫管理などをしていた人は、その経験を生かせることがあります。ただし、必要なパソコンのスキルは会社によって違うため、求人の仕事内容とあわせて確認しましょう。
カスタマーサポートはお客様への対応経験を生かしやすい
カスタマーサポートは、お客様からの質問や困りごとを聞き、必要な案内をする仕事です。販売職でお客様の話を聞いたり、質問や苦情に対応したりした経験を生かしやすいでしょう。
対面での接客とは違い、電話やメールなどで対応することもあります。パソコンへの入力や、商品・サービスについての知識が必要になることもあるため、仕事内容を確認しておくことが大切です。
ホテル・宿泊業は販売職で身につけた接客経験を生かしやすい
ホテル・宿泊業も、販売職で身につけた接客経験を生かせる転職先の一つです。お客様の希望を聞く、わかりやすく案内する、会計をする、困りごとに対応するといった点は、販売職とホテルフロントなどの接客職に共通しています。
そのため、ホテル・宿泊業は、ホテルで働いた経験がない人でも、販売職で身につけた接客経験を強みにできる仕事の一つです。
接客を続けながら新しい仕事に挑戦したい人は、ホテル・宿泊業も転職先の候補として考えてみるとよいでしょう。
販売職からの転職を成功させる6つのポイント
販売職から転職するときは、応募を急ぐのではなく、自分の希望を整理し、転職先について調べながら準備を進めることが大切です。
転職活動で確認しておきたい6つのポイントをまとめると、次のとおりです。
【販売職からの転職を成功させる6つのポイント】
| ポイント | すること | できたか確認 |
| 1.転職する理由を整理する | なぜ転職したいのか、何を変えたいのかを書き出す | 転職する目的を説明できる |
| 2.希望する条件を決める | 仕事内容、給与、勤務時間、休日などの希望を整理する | 特に大切な条件が決まっている |
| 3.自分の強みを整理する | 販売職で経験したことや身につけた力を書き出す | 応募先で生かせる強みがわかっている |
| 4.転職先について調べる | 仕事内容や必要な知識・スキルを確認する | 自分に足りないものがわかっている |
| 5.応募先に合わせて準備する | 履歴書や自己PR、志望動機を応募先に合わせて考える | なぜ応募するのかを説明できる |
| 6.求人を比べて応募する | 仕事内容や条件を比べながら応募先を選ぶ | 自分の希望に合う求人を選べている |
すべてを一度に進める必要はありません。まずは転職したい理由と希望する条件を整理し、自分に合う転職先を探すところから始めましょう。
転職する理由と希望する条件を整理する
まずは、なぜ転職したいのか、新しい仕事で何を変えたいのかを整理しましょう。
給与、勤務時間、休日、仕事内容などの希望をすべて満たす求人が見つかるとは限りません。「これだけは大切にしたい」「できればかなえたい」と優先順位をつけておくと、求人を選びやすくなります。
仕事内容と応募に必要な条件を確認する
気になる仕事が見つかったら、実際の仕事内容と応募に必要な条件を確認しましょう。同じ職種でも、会社によって担当する仕事や求められるスキルが違うことがあります。
自分に足りない知識やスキルがあっても、すぐにあきらめる必要はありません。応募までに身につけられるものがあれば、勉強や練習を始めて転職の準備を進めましょう。
自己PRと志望動機は応募先に合わせて考える
自己PRや志望動機は、どの会社にも同じ内容を使うのではなく、応募先の仕事内容に合わせて考えることが大切です。
求人をよく読み、「なぜこの仕事をしたいのか」「自分のどの経験を生かせるのか」が伝わる内容にしましょう。応募先とのつながりがはっきりすると、志望動機や自己PRも伝わりやすくなります。
できれば今の仕事を続けながら転職活動を進める
すぐに退職する必要がなければ、今の仕事を続けながら転職活動を進める方法もあります。
収入が途切れる心配を減らしながら複数の求人を比べられるため、焦って転職先を決めずに済みます。仕事内容や条件を比べ、自分が納得できる転職先を選びましょう。
求人票と面接で仕事内容や働く条件を確認する
求人票だけでは、実際の仕事内容や働き方までわからないことがあります。気になる求人が見つかったら、求人票をよく読み、わからないことは面接で確認しましょう。
求人票と面接で確認したい主なポイントは、次のとおりです。
【求人票と面接で確認したいポイント】
| 確認すること | 求人票で見るところ | 面接で聞きたいこと |
| 応募の条件 | 必要な経験、資格、パソコンや語学のスキル | 販売職での経験を生かせるか、入社前に必要なスキルはあるか |
| 仕事内容 | 担当業務、ほかの業務を兼任する可能性 | 実際に担当する仕事、配属される部署 |
| 仕事の覚え方 | 研修の有無、研修期間 | 入社後にどのように仕事を覚えるのか |
| 勤務時間・休日 | 勤務時間、シフト、休日、残業 | シフトの決まり方、残業や忙しい時期の働き方 |
| 給与 | 基本給、手当、賞与、固定残業代 | 昇給や評価の決まり方 |
求人票を読んでもわからないことは、面接で確認して問題ありません。仕事内容や働く条件を確認し、自分の希望と合っているかを考えてから転職先を決めましょう。
「必須」と「歓迎」を分けて応募できるか確認する
求人票には、「必須」と「歓迎」に分けて応募条件が書かれていることがあります。
「必須」は応募するために必要な条件ですが、「歓迎」と書かれた経験やスキルまで、すべて満たす必要があるとは限りません。未経験の仕事だからとすぐにあきらめず、まずはどの条件が必須なのかを確認しましょう。
求人票でわからないことは面接で具体的に確認する
求人票を読んでも、実際の仕事内容や研修、配属先などがわからないことがあります。その場合は、面接で確認しましょう。
たとえば、「研修はありますか」と聞くだけでなく、「入社後はどのような手順で仕事を覚えますか」と具体的に聞くと、働き始めてからの様子をイメージしやすくなります。
入社してから「思っていた仕事と違った」とならないよう、気になることは応募先を決める前に確認しておくことが大切です。
販売職の経験はホテル・宿泊業への転職でも生かせる
販売職で身につけた接客や提案、お客様への対応などの経験は、ホテル・宿泊業でも生かせます。
販売職での主な経験が、ホテルフロントなどの接客職でどのように生かせるのかを見てみましょう。
【販売職の経験をホテルフロントなどの接客職で生かせる例】
| 販売職での経験 | ホテルでの生かし方 | ホテルで新しく覚えること |
| お客様の希望を聞いて商品を提案する | お客様の希望に合わせて客室や館内施設などを案内する | 客室や宿泊プラン、館内施設などの知識 |
| レジや会計をする | 宿泊料金などの会計をする | ホテルで使う会計や宿泊のシステム |
| 質問や苦情に対応する | 宿泊中のお客様からの質問や困りごとに対応する | ホテルでの対応方法や、困ったときの相談先 |
| 売上や在庫を確認する | 予約内容や宿泊するお客様の情報を間違いなく確認する | 予約システムの使い方やホテル内での情報共有 |
ホテルで働いた経験がなくても、販売職で担当してきた業務を具体的に振り返ると、生かせる経験を見つけられます。
一方で、ホテルならではの仕事もあるため、販売経験を生かせる部分と新しく覚える部分の両方を知っておくことが大切です。
ホテルフロントでは販売職の接客経験を生かしやすい
ホテルフロントは、お客様の宿泊手続きや会計、館内や周辺の案内などを行う仕事です。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」でも、宿泊客の希望に応じた案内や、ホテル内のほかの担当者への連絡などが仕事として挙げられています。
販売職でお客様の希望を聞いたり、わかりやすく説明したりしてきた経験は、ホテルフロントでも生かせる強みの一つです。
ホテルで働いた経験がなくても、これまでのお客様への対応を具体的に伝えれば、販売職で身につけた強みをアピールできます。
ホテルにはフロント以外にもさまざまな仕事がある
ホテルには、フロント以外にもさまざまな職種があります。予約受付やレストランでの接客、お客様の荷物の運搬などがその一例です。
販売職で身につけた経験を生かせる仕事もあれば、新しい知識やスキルが必要な仕事もあります。「ホテルで働きたい」というだけで仕事を決めず、自分の経験を生かせる仕事を探してみましょう。
勤務時間や必要な語学力は求人ごとに確認する
ホテルの働き方は、勤務先や担当する仕事によって違います。早朝や夜間の勤務がある求人もあれば、決まった時間帯を中心に働く求人もあり、シフトの組み方はさまざまです。
また、外国からのお客様が多いホテルなどでは、英語などの語学力を求められることもあります。
ホテルの求人だからといってすべて同じ条件だと考えず、勤務時間や休日、仕事内容、必要な語学力などを確認し、自分に合う求人を選びましょう。
宿泊業に詳しい転職エージェントへ相談する
ホテル・宿泊業への転職に少しでも興味があるなら、宿泊業に詳しい転職エージェントへ相談してみるのもおすすめです。
販売職で身につけた接客や提案、お客様への対応などの経験は、ホテルでも生かせます。ただし、ホテルにはフロント以外にもさまざまな仕事があり、仕事内容や勤務時間、必要なスキルも求人によって違います。
そのため、自分の販売経験がどの仕事で評価されやすいのか、自分だけでは判断しにくいこともあるでしょう。
ホテリエキャリアでは、これまでの経験や希望する働き方をもとに、自分に合ったホテルの求人を探すサポートを受けられます。
求人票だけではわかりにくい仕事内容や勤務条件をエージェントに確認しながら、複数の求人を比較することもできます。
ホテルへの転職をまだ決めていなくても、「販売経験を生かせるホテルの仕事があるのか知りたい」という段階から相談できます。
ホテル・宿泊業が自分に合う転職先なのかを知るためにも、まずは宿泊業に詳しい転職エージェントへ相談してみましょう。
よくある質問
販売職から事務職への転職は厳しいですか?
販売職から事務職への転職は可能ですが、一般事務だけに絞らず、販売経験を生かしやすい営業事務なども含めて探すのがおすすめです。
一般事務だけでなく、営業事務などでは、お客様への対応や売上管理などの経験が役立つことがあります。事務職という名前だけで探さず、これまでの経験と仕事内容に共通点がある求人にも目を向けてみましょう。
30代・40代でも販売職から転職できますか?
30代・40代でも販売職から転職することは可能です。
求人を探すときは、「未経験歓迎」だけでなく、「接客経験者歓迎」「販売経験者歓迎」といった条件にも注目してみましょう。年齢だけを気にするのではなく、これまでの経験を求める求人にも目を向けることで、自分の強みを生かせる転職先を見つけやすくなります。
販売職から異業種へ転職するには資格が必要ですか?
販売職から異業種へ転職するために、必ず資格が必要なわけではありません。
先に資格を取ることを決めるのではなく、まずは転職したい仕事の求人を確認しましょう。資格より実務経験やパソコンのスキルなどを重視する仕事もあります。希望する仕事を決めてから、資格を取る必要があるか判断するほうが効率的です。
販売職の経験はホテル・宿泊業への転職でも生かせますか?
販売職で身につけた接客経験は、ホテル・宿泊業への転職でも生かせます。
ホテルにはフロントだけでなく、レストランなどお客様と接する仕事があります。ホテル未経験の場合は、職種を一つに決めつけず、自分の販売経験を生かせる仕事がないか広く探してみましょう。どの仕事が合うかわからない場合は、宿泊業に詳しい転職エージェントに相談する方法もあります。
まとめ
「販売職からの転職は厳しい」と考えて、興味のある仕事を最初からあきらめる必要はありません。販売職で身につけた接客や提案、お客様への対応などの経験は、仕事が変わっても生かせることがあります。
大切なのは、職種の名前だけで転職先を決めるのではなく、「これまでの経験を生かして、次はどのような働き方をしたいのか」を考えることです。
これまで気づかなかった職種の中に、自分に合う仕事が見つかるかもしれません。
なかでもホテル・宿泊業には、販売職で身につけた接客経験を生かせる仕事があります。ただし、ホテルにはさまざまな仕事があり、仕事内容や勤務時間なども求人によって違います。
ホテル・宿泊業が少しでも気になっているなら、宿泊業に詳しい転職エージェントを活用するのも一つの方法です。
自分の販売経験をホテルのどの仕事で生かせるのかを相談し、自分では気づかなかった仕事にも選択肢を広げてみましょう。

