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    ホテル経理の仕事内容とは?一般企業との違いや業務内容、求人選びのポイントを解説

    デスクワーク

    ホテル経理とは、ホテル内で発生する売上や支払い、経費などを管理し、施設運営を支える仕事です。

    基本的な経理業務は一般企業の経理と共通する部分がありますが、ホテルでは宿泊やレストラン、宴会など複数の部門で売上が発生するため、各部門から情報を集めて売上や費用を確認します。

    担当する業務の範囲は、ホテルの規模や経理部門の分担によって異なります。経理担当者が複数いるホテルでは業務を分担する場合があり、少人数のホテルでは一人が幅広い業務を担当する場合もあります。

    そのため、同じ「ホテル経理」という職種でも、求人によって担当する業務や求められる経験は異なります。

    この記事では、ホテル経理の具体的な仕事内容から、ホテルによる担当範囲の違い、活かせる経験、求人を選ぶときの確認ポイントまで紹介します。

    目次

    ホテル経理とは 

    ホテル経理は、ホテル運営に必要なお金の流れを管理し、正確な会計処理を行う仕事です。日々発生する取引を記録するだけでなく、各部門の売上や支出を整理し、ホテル全体の収支を確認するために必要な情報をまとめます。

    経理業務には、日々発生する取引を記録し、お金の流れを正しく管理する役割があります。

    ホテル経理でもこれらの基本業務を担当しますが、扱う売上や費用の種類が多いことから、確認する情報が幅広くなる点が特徴です。

    一方で、ホテルでは宿泊部門だけでなく、レストラン部門、宴会部門、婚礼部門など、複数のサービスから売上が発生します。

    ホテル経理では、各部門の売上データや伝票を照合し、入金状況や請求内容を確認したうえで会計処理を行います。

    このように、ホテル経理では宿泊、レストラン、宴会など複数の部門にまたがる取引情報を扱う点が特徴です。

    ホテル経理と一般企業の経理で共通する仕事・異なる点

    ホテル経理と一般企業の経理には共通する業務もありますが、扱う売上や関わる部署などには違いがあります。

    【 ホテル経理と一般企業の経理で共通する仕事・異なる点 】

    項目一般企業の経理ホテル経理
    主な売上の発生元商品販売やサービス提供などの取引宿泊、レストラン、宴会などホテル内の各部門
    確認する情報取引内容、請求書、入金情報など各部門の売上データ、伝票、入金情報など
    連携する部署営業部門、総務部門などフロント、料飲部門、宴会部門など
    日々の業務仕訳入力、入出金確認、請求処理など部門別の売上確認、伝票確認、会計処理など

    ホテル経理では、一般的な経理業務に加えて、宿泊や料飲など各部門の売上情報を確認します。そのため、会計処理だけでなく、各部門から集まる情報を整理する業務も担当します。

    ホテル経理の主な仕事内容

    ホテル経理の仕事内容は、日々の売上確認や入出金管理、請求処理から、月次・年次の決算業務、予算管理まで幅広くあります。

    担当する範囲はホテルの規模や役割分担によって異なりますが、日常業務から決算や管理業務まで、さまざまな業務に関わります。

    ホテル各部門の売上を確認する 

    ホテル経理では、ホテル内で発生する売上を確認することが、日々の主要業務のひとつです。

    ホテルでは、宿泊部門、レストラン部門、宴会部門など、複数の部門で売上が発生します。経理担当者の役割は、各部門から届く売上データや伝票を確認し、入力内容や金額に問題がないか確認することです。

    例えば宿泊部門ではフロントの売上データ、レストラン部門では店舗ごとの売上情報の確認が中心です。内容に確認が必要な点があれば、担当部門へ問い合わせます。

    こうした日々の確認は、月次決算や部門ごとの収支管理の基礎です。

    なお、ホテルの種類によって扱う売上の種類や担当範囲は異なります。宿泊特化型ホテルでは宿泊売上が中心になる一方、複数のサービスを提供するホテルでは、さまざまな部門の売上を確認します。

    また、フロントが日々の締め作業を担当し、経理が後から確認するなど、役割分担もホテルによって異なります。

    入金内容を確認する

    売上として記録された金額が、実際に入金されているかを確認することもホテル経理の業務です。

    ホテルでは現金だけでなく、クレジットカードや振込など複数の支払い方法が利用されるため、それぞれの入金状況を確認します。

    クレジットカード会社や事前決済型の予約サイトなど、決済方法や契約によって入金額・入金時期が異なるため、それぞれの取引内容に応じた照合が必要です。

    手数料が差し引かれることで売上金額と入金額が異なる場合もあるため、差額や未入金が発生したときは原因を確認します。

    売上を記録する業務と、その売上に対する入金を確認する業務は、それぞれ異なる確認作業として行われます。

    請求書の発行や支払い処理を行う

    法人利用や宴会では、利用後に請求書を発行する掛け取引のほか、予約金や前受金を受け取る取引もあります。ホテル経理では、契約や支払条件に応じて請求・入金状況を確認します。

    また、取引先から届いた請求書を確認し、金額や支払い期限を管理したうえで支払い処理を行います。請求内容に確認が必要な点がある場合は、取引先やホテル内の担当部署へ確認します。

    ただし、請求書の作成から支払い処理までを経理がすべて担当するとは限りません。ホテルによっては営業部門などが請求内容を作成し、経理が確認や支払い処理を担当する場合もあります。

    経費精算と仕訳入力を行う

    従業員や各部門から提出された経費を確認し、会計システムへ記録するのも日常的な業務です。領収書や申請内容を確認し、費用の種類や使用した部門を整理したうえで、会計システムへ記録します。

    なお、取引内容を決められたルールに沿って記録する作業を「仕訳」といいます。

    一般企業で経理経験がある人は、経費精算や会計システムへの入力など、これまでの経験を活かしやすい業務です。

    ホテルでは、宿泊部門やレストラン部門など、部門ごとに経費を管理する場合があります。そのため、どの部門で発生した費用なのかを確認しながら記録します。

    申請内容に不明な点があれば、申請者や担当部門への確認が必要です。正確な記録を積み重ねることが、後の決算や部門別の収支管理につながります。

    月次決算・年次決算を行う

    日々記録している売上や費用、入出金などを集計し、一定期間の損益や資産・負債の残高を確認する業務です。月ごとの月次決算と年次決算に分けて行うのが一般的です。

    売上や費用の記録に漏れや間違いがないかを確認し、必要な資料を作成します。決算業務の担当範囲はホテルによって異なるのが実情です。担当者がデータ入力や確認を行い、経験者や責任者が全体を確認する場合もあります。

    予算・部門別収支を管理する

    ホテル経理では、日々の記録だけでなく、予算や部門別の売上・費用を確認する業務を担当する場合があります。ホテル全体および部門ごとに、予算と実績の差を比較することが、この業務の目的です。

    宿泊、レストラン、宴会など、部門ごとの収支を確認し、責任者や本部へ報告する資料を作成することもあります。ただし、予算管理や部門別収支の確認まで担当するかどうかは、ホテルの規模や役割分担によって異なります。

    監査・税務対応の資料を準備する

    監査や税務に必要な資料を準備することも、ホテル経理の業務のひとつです。会計士や税理士、監査担当者から資料の確認を求められた際に対応し、必要な情報や書類を準備します。

    本部や責任者と協力しながら提出資料を準備するのも、ホテル経理の業務のひとつです。ただし、監査や税務に関する対応範囲はホテルによって異なります。担当者が資料準備を行い、経験者や責任者が内容を確認する場合もあります。

    ホテル経理の主な仕事内容

    ここまで紹介したホテル経理の主な仕事内容を、一覧でまとめました。

    【 ホテル経理の主な仕事内容 】

    業務主な内容関わる部門や相手担当する時期の目安
    売上確認各部門の売上データや伝票を確認するフロント、レストラン、宴会部門毎日
    入金確認売上と実際の入金内容を確認するカード会社、事前決済型の予約サイト、法人利用先など毎日
    請求・支払い請求書の作成や支払い処理を行う取引先、法人利用先など必要に応じて
    経費精算・記録経費内容を確認し、会計システムへ記録する各部門の従業員毎日〜月ごと
    決算売上や費用をまとめ、期間ごとの結果を確認する本部、責任者など月ごと・年ごと
    予算・収支管理予算と実際の売上・費用を比較する本部、部門責任者など月ごと・年ごと
    監査・税務対応必要な資料を準備し、確認に対応する税理士、監査担当者など決算時期

    ホテル経理では、日々の確認業務から決算や予算管理まで、幅広い業務を担当する場合があります。ただし、担当する範囲はホテルの規模や経理担当者の人数、役割分担によって異なります。

    ホテルによって経理の仕事内容や担当範囲は異なる

    ホテル経理で担当する業務の範囲は、ホテルの規模や経理担当者の人数、会社の運営方法によって異なります。

    同じ経理職でも、複数の担当者で業務を分けているホテルもあれば、一人の担当者が売上確認から決算まで幅広く担当するホテルも少なくありません。

    担当する業務の違いを理解するために、ホテルの規模や運営方法による違いを見ていきます。

    経理担当者が複数いるホテルでは業務を分担する場合がある

    複数の売上部門や経理担当者がいるホテルでは、売上管理、支払い、決算などの業務を担当ごとに分ける場合があります。

    例えば、宿泊や料飲、宴会など部門ごとに担当を決める場合や、日々の経理業務と決算業務を別の担当者が受け持つ体制もあります。

    分担が明確なホテルでは、担当する業務を詳しく経験できる一方で、担当外の業務に関わる機会は限られる場合があります。

    ただし、ホテルの規模が大きくても、すべての業務が分担されているとは限りません。担当する業務の範囲は求人票や面接で確認し、入社後に担当する仕事内容を事前に確認しておくことが大切です。

    経理部門が少人数のホテルでは担当業務が広がる場合がある 

    経理部門の人数が少ないホテルでは、売上確認から請求、支払い、経費精算まで幅広い業務を担当する場合があります。

    総務や人事、購買などを兼任するケースもあります。その場合、現場部門とやり取りしながら幅広い業務を担当します。

    幅広い経理業務に関われる一方で、担当する範囲や引き継ぎ・教育方法はホテルによって異なります。

    幅広い業務を経験したい人にとっては選択肢になりますが、経理業務に集中したい場合は、兼任する業務の内容や割合を求人票で確認しておくことが大切です。

    ホテルチェーンでは施設経理と本部経理に分かれる場合がある

    ホテルチェーンでは、施設経理と本部経理を分ける場合や、複数施設の業務を本部・クラスター経理・シェアードサービスでまとめて担当する場合があります。

    各ホテルで日々の売上確認や伝票処理を行い、本部などが複数施設の決算、税務、予算管理を担当する体制もあります。

    複数のホテルに関わる経理業務を本部で担当する求人もあります。施設採用か本部採用かによって担当する業務の範囲が変わるため、求人票では勤務地だけでなく、担当する業務内容も確認することが大切です。

    ただし、すべてのホテルチェーンで同じ分担をしているわけではありません。1つのホテルに関わる経理を担当したいのか、複数施設に関わる経理を経験したいのかによって、確認する求人のポイントは変わります。

    ホテルの種類や経理部門による担当範囲の違い 

    ホテルの種類や経理部門の体制による担当範囲の違いを、求人票で確認したいポイントとあわせてまとめました。

    【 ホテルの種類や経理部門による担当範囲の違い 】

    ホテルのタイプ担当する業務の特徴求人票で確認したい点
    経理担当者が複数いるホテル売上確認、支払い、決算などを分担して担当する場合がある担当する業務範囲、分担方法
    経理部門が少人数のホテル売上確認から決算まで幅広く担当する場合や、他部門の業務を兼任する場合がある兼任業務の内容、担当する割合
    ホテルチェーンの施設経理所属するホテルの日々の売上確認や伝票処理を担当する場合がある本部との役割分担、担当する業務内容
    ホテルチェーンの本部経理複数施設の決算や予算管理などを担当する場合がある担当する施設数、勤務地、異動の有無

    ホテル経理の求人を比較するときは、ホテルの名称や規模だけで判断せず、求人票に書かれた仕事内容や配属先、担当する業務範囲を確認することが大切です。

    ホテル経理で活かせる経験や必要なスキル

    ホテル経理では、これまでの経理経験や事務経験、数字を扱う業務経験などを活かせます。

    ホテル経理の求人を選ぶ際は、自分の経験や得意な業務が仕事内容と合っているかを確認することが大切です。

    数字や書類を正確に確認する経験を活かせる 

    ホテル経理では、売上データと入金額の確認、請求書の金額や支払先の確認、領収書や経費申請の確認など、正確さが求められる業務を行います。

    数字の違いや書類の不備に気付き、原因を確認したうえで正しく処理する力が必要です。

    一般企業での経理、請求管理、売上集計などの経験がある人は、数字や書類を正確に確認してきた経験を、応募時に具体的に伝えられます。

    期限管理やスケジュール調整の経験を活かせる

    ホテル経理では、請求書の発行日、支払日、経費精算の締め日、月次決算の締めなど、さまざまな期限を管理します。

    決められた期限に対応するため、未提出の書類や確認が必要な伝票を早めに確認し、計画的に業務を進める点がポイントです。

    月末や年度末などは確認する業務が増える場合がありますが、勤務時間や残業の有無はホテルによって異なります。一般事務や営業事務で締め日や納期を管理した経験は、ホテル経理でも活かせます。

    部門間の調整や確認業務の経験を活かせる

    ホテル経理は、経理部内だけで完結する業務ではありません。売上内容の確認や伝票の提出依頼、経費申請の修正依頼など、各部門とやり取りしながら進める業務があります。

    確認するときは、相手の業務状況を考えながら、わかりやすく伝えることが大切です。

    接客業やホテル勤務の経験者は、相手の状況を考えながら対応してきた経験を活かせます。また、接客経験がなくても、社内調整や問い合わせ対応の経験は、部門間で確認を進める業務に活かせます。

    これまでの経理・事務・ホテル経験を活かせる 

    ホテル経理では、経理経験だけでなく、事務経験やホテル・飲食店での勤務経験を活かせる求人もあります。

    経理経験がある人の場合、仕訳や入出金管理、請求書処理、月次決算などが、これまでの業務とホテル経理の共通点です。

    事務経験がある人は、データ入力、書類確認、請求書作成、売上集計など、正確に情報を扱う経験が役立ちます。

    ホテルや飲食店で勤務した経験がある人は、売上が発生する流れや現場部門の業務を理解している点を活かせます。

    なお、求人票にある「未経験可」という表記は、どの経験を指しているか確認が必要です。ホテル業界が未経験なのか、経理業務が未経験なのかによって、応募できる求人の範囲は変わります。

    簿記資格は、必須条件としている求人もあれば、歓迎条件としている求人もあります。

    資格があることで会計の基礎知識を示せますが、実務経験を重視する求人もあるため、資格だけで判断せず、仕事内容や応募条件を確認することが大切です。

    ホテル経理で活かせる経験

    ホテル経理で活かせる主な経験を、求人票で確認したいポイントとあわせてまとめました。

    【 ホテル経理で活かせる経験 】

    これまでの経験活かせる業務・スキル求人票で確認したい点
    一般企業の経理仕訳、入出金管理、請求処理、決算業務など求められる経理経験の年数、決算経験の有無
    営業事務・一般事務データ入力、書類確認、請求書作成、期限管理など経理経験が必須か、事務経験を活かせるか
    ホテル勤務各部門の業務理解、売上が発生する流れの理解ホテル経験を歓迎条件としているか
    飲食店勤務売上管理、レジ締め、店舗運営の経験売上管理などの経験を評価するか

    同じ経験があっても、求人によって求められる業務や応募条件は異なります。応募前には、仕事内容や必須条件、歓迎条件を確認し、自分の経験を活かせる求人かを確認することが大切です。

    ホテル経理の求人を選ぶときの確認ポイント 

    ホテル経理の求人を選ぶときは、給与や休日などの条件だけでなく、実際に担当する仕事内容や応募条件、働き方まで確認することが大切です。

    特に確認したいポイントは、担当する業務の範囲、応募条件、働き方、入社後の業務内容です。

    仕事内容欄で担当する業務範囲を見る

    求人票に「経理業務全般」「ホテル経理業務」とだけ書かれている場合、具体的な担当範囲がわからないことがあります。

    売上確認、入出金管理、請求処理、経費精算などの日常業務が中心なのか、月次決算・年次決算、予算管理、監査対応まで担当するのかを確認しましょう。

    また、一つのホテルを担当するのか、複数施設の経理を担当するのかによって、関わる業務の範囲も変わります。

    ただし、入社後すぐに担当する範囲まで求人票だけで把握するのは難しいのが現状です。

    決算業務まで経験したいのか、まずは日常経理から経験したいのかによって、確認するポイントは異なります。

    経理専任か兼任かを見分ける

    職種名が「経理」であっても、求人票の仕事内容欄だけでは担当範囲がわかりにくい場合があります。

    「経理・総務」「管理部門スタッフ」などの表現がある場合は、経理以外に担当する業務や、それぞれの業務に使う時間の割合を確認しましょう。

    総務や人事などを兼任する求人は、幅広い業務を経験したい人にとって選択肢になります。一方で、経理業務を中心に担当したい場合は、経理以外の業務内容や担当する割合を確認することが大切です。

    必須条件と歓迎条件の違いを確認する 

    求人票には、経理実務経験、経験年数、決算経験、ホテル業界経験、簿記資格、会計ソフトの使用経験、Excelスキルなどが条件として記載されています。

    応募に必要な必須条件と、あると望ましい歓迎条件を分けて確認しましょう。

    「未経験可」という表記も、何が未経験なのかを確認する必要があります。ホテル業界が未経験でも応募できるのか、経理業務が未経験でも応募できるのかによって、求められる経験の内容はまったく異なる点に注意が必要です。

    「未経験可」と書かれていても、事務経験やパソコン操作など、別の条件が設定されている求人もあります。表記だけで判断せず、応募条件全体を確認することが大切です。

    経理部門の人数と教育体制を見る

    同じホテル経理の求人でも、経理担当者の人数や業務の分担方法、教育の進め方によって、入社後の担当範囲は変わります。

    「チームで担当」「先輩社員が指導」「OJT(実際の業務を行いながら仕事を覚える教育方法)あり」「一人経理」などの表現から、担当方法や教育の進め方を確認します。

    経理担当者の人数が多いから必ず教育環境が整っているとは限らず、少人数だから十分な引き継ぎがないとも限りません。

    入社後に誰が教育を担当するのか、一人で業務を任されるまでの流れ、確認できる相手がいるかどうかは、求人票だけではわからないことがあります。必要に応じて面接で確認しましょう。

    勤務時間や休日の条件を見る

    ホテルは年間を通して営業する施設がある一方で、経理部門の勤務時間や休日は、ホテルや配属先によって異なります。

    求人票では、勤務時間だけでなく、シフト制か、休日の曜日が固定されているかなども確認しましょう。

    ホテルによっては、夜間の売上締めや勘定照合を行う「ナイトオーディター」を配置しています。ナイトオーディターは、経理部門に所属する場合もありますが、フロント業務と夜間の会計確認を兼ねる別職種として募集される場合もあります。

    休日についても、土日祝日・シフト制・月末出勤など、働き方は求人によってさまざまです。

    年間休日数だけでなく、休みの曜日や取り方まで確認すると、入社後の働き方をイメージしやすくなります。

    入社後に経験できる業務を確認する

    求人票に書かれている現在の担当業務だけでなく、入社後に経験できる業務の範囲も確認したいポイントです。

    例えば、日常経理から月次決算へ担当範囲を広げられるか、年次決算や予算管理に関われるか、将来的に複数施設の経理や本部経理を担当する機会があるかなどを確認します。

    こうした内容は、求人票だけではわからない場合があります。

    ただし、異動や担当範囲の変更が必ず希望する経験につながるとは限りません。過去の担当例や異動実績などを面接で確認すると、入社後の働き方をイメージしやすくなります。

    ホテル経理の求人票で確認できること・確認しにくいこと 

    ホテル経理の求人票で確認できる内容と、応募前や面接で確認したい内容をまとめました。

    【 ホテル経理の求人票で確認できること・確認しにくいこと 】

    確認項目求人票で確認できる内容求人票だけでは確認しにくい内容
    業務内容売上確認、請求処理、決算などの担当業務各業務の割合、入社後すぐに担当する範囲
    配属先経理部、管理部、本部などの所属先担当人数、業務の分担方法
    応募条件必要な経験、歓迎条件、資格など未経験の場合の教育方法、入社後のフォロー
    勤務時間・休日勤務時間、休日、シフトの有無決算時期の忙しさ、残業の頻度

    求人票には仕事内容や条件が記載されていますが、担当範囲の細かい部分や教育方法までは確認できない場合があります。

    記載内容だけで判断せず、必要な情報は応募前や面接で確認することで、入社後の働き方をイメージしやすくなります。

    ホテル経理の求人選びで迷ったら宿泊業に詳しい転職エージェントへ相談する

    ホテル経理の求人は、同じ「経理」という職種名でも、担当する業務範囲や経理部門の人数、本部との役割分担、勤務時間などが異なります。

    求人票では仕事内容や応募条件を確認できますが、経理部門の人数、業務の分担方法、兼任業務の範囲、入社後に担当する内容、教育の進め方、実際の勤務状況まではわかりにくい場合があります。

    宿泊業に詳しい転職エージェントへ相談することで、求人票だけでは確認しにくい情報を確認しながら、自分の経験や希望に合う求人を比較できるのが特徴です。

    確認できる情報の範囲は、相談先や求人によって異なります。

    経理経験を活かせるホテルを探したい人、ホテル業界未経験で応募できる求人を知りたい人、経理専任の求人を比較したい人にとって、求人を選ぶ際の参考になります。

    相談したからといって、応募を決める必要はありません。情報を整理し、複数の求人を比較したうえで、応募するかどうかを自分で判断する流れになります。

    よくある質問 

    ホテル経理は未経験でも応募できますか?

    ホテル業界未経験でも応募できる求人はあります。一方、経理実務そのものが未経験でも応募できるかは求人によって異なります。応募条件にある「未経験可」が、ホテル業界未経験を指すのか、経理職未経験を指すのかを確認しましょう。

    ホテル経理に簿記資格は必要ですか?

    ホテル経理では、簿記資格がなくても応募できる求人があります。資格がある場合は会計の基礎知識を伝える材料になりますが、経験や担当する業務内容によって求められる条件は異なります。

    ホテル経理に英語力は必要ですか?

    ホテル経理では、すべての求人で英語力が必要になるわけではありません。外資系ホテルや海外本部とのやり取りがある求人では英語を使う場合がありますが、必要なレベルは担当業務によって異なります。求人票の応募条件を確認しましょう。

    ホテル経理に夜勤はありますか?

    ホテル経理は日勤中心の求人もありますが、求人によって勤務時間は異なります。ホテルによっては、一般的な経理職とは別に、夜間の売上締めやフロント業務を担当するナイトオーディターを募集している場合があります。職種名だけでなく、勤務時間と具体的な担当業務を確認しましょう。

    ホテル経理は土日休みですか?

    土日祝日休みの求人と、シフト制の求人があります。施設経理・本部経理という配属区分だけでなく、勤務カレンダーや締め日の出勤、休日の曜日を確認しましょう。

    ホテル経理の仕事内容について解説しました

    ホテル経理の求人を選ぶときは、「経理」という職種名だけで判断せず、実際に担当する業務や働き方まで確認することが大切です。

    ホテルによって経理の担当範囲や求められる経験は異なるため、自分の経験を活かせる仕事内容かどうかを比較しましょう。

    同じホテル経理でも、施設の規模や運営方法によって、日常業務から決算まで担当する範囲は変わります。

    自分の経理経験や事務経験を活かせる求人かどうかを判断するには、仕事内容や応募条件だけでなく、担当範囲や教育方法まで確認しておくことが大切です。

    求人選びで迷った場合は、宿泊業に詳しい転職エージェントへ相談することで、これまでの経験を活かせる求人なのか、未経験から挑戦できる求人なのかを確認しながら、ホテル経理の求人を比較しやすくなります。

    求人票だけではわからない情報も確認しながら、自分に合うホテル経理の求人を選びましょう。

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